日テレHD、海外売上が103%増の120億円と急増 スタジオジブリ作品が大きく貢献 「はじめてのおつかい」も人気沸騰、フォーマット販売拡大

日本テレビホールディングス<9404>は、この日(11月7日)、9月中間決算でグループ会社に加わったスタジオジブリの作品が貢献し、海外売上が前年同期比103%増の120億円と大きく伸びたことを明らかにした。ジブリ作品がけん引し、「映画」の売上高は前年同期3億円から54億円に急拡大した。

また「ドラマ等」も前年9億円から27億円に伸びた。これは主に番組フォーマットの販売で、けん引役になったのは日本テレビの人気番組「はじめてのおつかい」だったそうだ。

「はじめてのおつかい」は、ネットフリックスで世界配信されたのをきっかけとして人気沸騰。カナダで現地版も制作されており、人気番組となり、2025年にはシーズン2の制作が決定した。世界7カ国で現地版が作られるなど、話題作になったとのこと。

ちなみに、アニメは23億円から17億円に低下したが、これは主に前年同期に計上された中国向け「アンパンマン」の番組販売の反動減だったという。

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