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セルシス<3663>は、11月8日、2024年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、前年同期のUI/UX事業の譲渡の影響で売上高は小幅減収となったものの、コンテンツ制作ソリューション事業の売上高が過去最高を更新するなど順調な推移となり、利益率が大きく改善した。
売上高60億3100万円(前年同期比2.5%減)
営業利益16億800万円(同73.9%増)
経常利益17億4700万円(同84.5%増)
最終利益12億2400万円(同1698.3%増)セグメント別の状況は以下のとおり。
①コンテンツ制作ソリューション事業 売上高52億4100万円(前年同期比20.2%増)、営業利益21億3000万円(同37.9%増)
2024年3月に提供を開始した「CLIP STUDIO PAINT」バージョン3.0の販売が好調に推移し、国内および海外セールも好調だったことに加え、サブスクリプション契約価格および買い切り版の価格改定による収益性向上により、売上高および利益が増加した。②コンテンツ流通ソリューション事業 売上高7億8900万円(同4.0%増)、営業損益5億2200万円の赤字(前年同期5億3700万円の赤字)
DC3ソリューションの利用を促進させるための営業・プロモーション活動を展開する一方で、ソリューションの品質向上に向けた継続的な開発投資を実施した。■通期予想は変更なし
2024年12月期通期の業績予想については、8月9日発表の修正予想から変更なく、以下のとおり。売上高80億900万円(前期比1.0%減)
営業利益19億8800万円(同47.0%増)
経常利益21億1700万円(同50.7%増)
最終利益13億4000万円(同113.9%増)
会社情報
- 会社名
- 株式会社セルシス
- 設立
- 1991年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 成島 啓
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3663