バンナムHD、第2四半期のアミューズメント事業は売上、利益とも直近最高水準…クレーンゲームが幅広く人気、「湾岸ミッドナイト」新作も好調
バンダイナムコホールディングス<7832>の第2四半期(24年7~9月)におけるアミューズメント事業の業績について、売上高が前年同期比24.5%増の386億1300万円、営業利益が同18.3%増の45億1800万円と2桁の増収増益となった。売上、利益ともに直近の売上・利益で最高水準となった。アミューズメント施設と業務用ゲームの売上がそれぞれ伸びた。
国内アミューズメント施設の既存店売上高が同11.2%増と2桁の伸びを達成した。また、「バンダイナムコ Cross Store」や「ガシャポンのデパート」のようなグループの商品・サービスと連携したバンダイナムコならではの施設やアクティビティ施設が好調に推移した。
業務用ゲームも同6.5%増の99億円だった。新製品「湾岸ミッドナイト マキシマムチューン 6RR PLUS」の販売が好調だったとのこと。
決算説明会の質疑応答で市場環境と今後の見通しについて聞かれると、同社では「ステイホームの時期が明けてからリアルな場でのエンターテインメントの需要が高まっています。我々のアミューズメント施設では、クレーンゲームが若年層からファミリーまで幅広い層で人気となっています。この環境はしばらく続くとみています」と回答した。
業績推移は以下の通り。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコアミューズメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 川﨑 寛
- 決算期
- 3月
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832