ガンホー、第3四半期決算は営業利益33%減の158億円と大幅減益…『ラグナロク』関連の反動減、『ディズニーピクセルRPG』の準備も

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、11月12日、2024年12月期 第3四半期累計の連結決算を発表し、売上高764億8400万円(前年同期比21.8%減)、営業利益158億2200万円(同32.8%減)、経常利益172億4700万円(同31.0%減)、最終利益96億9100万円(同29.0%減)と減収減益だった。

・売上高:764億8400万円(同21.8%減)
・営業利益:158億2200万円(同32.8%減)
・経常利益:172億4700万円(同31.0%減)
・最終利益:96億9100万円(同29.0%減)

 

 

同社では、『Ragnarok』関連タイトルの反動減があったほか、完全新作RPG『ディズニーピクセルRPG』のリリース準備を進めていた。こちらは10月7日に正式サービスを開始しており、第3四半期(24年10~12月)から業績に寄与してくることになる。

主力の『パズル&ドラゴンズ』については、長期的に楽しんでもらうため、新ダンジョンの追加をはじめとする継続的なアップデートとともに、他社有名キャラクターとのコラボレーションを含む、イベントの開催等の取り組みを継続してきた。

また、国内のラグナロク関連タイトルについては、『ラグナロクオンライン』をはじめとするサービス提供中のタイトルにおいて、イベントの開催やアップデートを継続的に実施したほか、新たに『ラグナロクX』の日本国内におけるサービス提供決定を発表、事前登録を開始した。

子会社Gravityとその連結子会社が運営しているRagnarok関連タイトルに関しては、2024年9月9日に韓国で『The Ragnarok』、2024年9月13日に中国で『Ragnarok X』の配信を開始、加えて既存タイトルについてもアップデートやイベントの開催を継続的に実施することにより、引き続き連結業績に寄与した。

なお、2024年12月通期の業績予想は非開示。コンテンツ関連の新規性の高い事業を展開しており、短期的な事業環境の変化が激しいことなどから、通期の業績の見通しについては適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、非開示としている。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
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