monoAI technology、24年12月期の最終赤字を2億2600万円から5億5900万円に下方修正…外注費増加やXRサービスの受注減響く、減損損失も
monoAI technology<5240>は、11月14日、2024年12月期連結業績予想の下方修正を行い、売上高17億0600万円(前回予想16億3600万円)、営業損失2億5600万円(同4000万円の損失計上)、経常損失2億6100万円(同4100万円の損失計上)、最終損失5億5900万円(同2億2600万円の損失計上)とした。
・売上高:17億0600万円(前回予想16億3600万円)
・営業損失:2億5600万円(同4000万円の損失計上)
・経常損失:2億6100万円(同4100万円の損失計上)
・最終損失:5億5900万円(同2億2600万円の損失計上)
同社では、メタバースサービスの売上が予想を上回って着地したものの、外注比率が増加したために粗利率が低下したこと、収益性の高いXRイベントサービスの既存取引先からの受注減や新規顧客開拓の計画遅延による収益獲得が当初の見込み通りにできなかったことを主な理由にあげた。また、XR周辺サービスの連結子会社においても、既存取引先からの受注減や新規顧客開拓遅延による収益獲得ができなかったという。人件費の増加も収益圧迫する。
このほか、固定資産の減損損失として1億1000万円を計上する見込みのため、最終赤字はさらに拡大する見通し。なお、固定資産の減損については、金額等が確定し次第、詳細な開示を行う予定。
会社情報
- 会社名
- monoAI technology株式会社
- 設立
- 2013年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 本城 嘉太郎
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5240