日本ファルコム<3723>の2010年9月期の業績は、売上高12億1400万円(前期比9.7%増)、経常利益2億8900万円(同318.4%増)、当期純利益1億5900万円(同527.3%増)となりました。
同社では、プレイステーションポータブル用のタイトルとして、「イース フェルガナの誓い」、「イースvs.空の軌跡」、「英雄伝説 零の軌跡」の新規3タイトルを発売した、とのことです。特に、2010年9月に発売した「英雄伝説 零の軌跡」は、発売直後から店頭での品切れ続くなど人気化しており、さらに前シリーズの「英雄伝説 空の軌跡」シリーズの販売も引き続き好調だったようです。「軌跡」シリーズは、累計販売本数が100万本を超えたようです。
2011年9月期は、売上高11億円(前期比9.4%減)、経常利益1億2000万円(同58.5%減)、当期純利益7500万円(同52.8%減)を見込んでいます。
同社では、引き続き「軌跡」シリーズの販売に力を入れていくほか、ネットワークゲーム市場でも同社のコンテンツを展開し、ファンユーザーにアプローチするとともに、新規ユーザーの獲得に向けた認知度の向上を図っていく、としています。
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723