カヤックの決算説明資料より…ハイブリッドカジュアルゲーム第一弾は想定に届かず 第4四半期期間に2本をリリースするなど挑戦が続く

柴田正之 編集部記者
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カヤック<3904>は、11月14日に2024年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料の中から同社のハイパーカジュアルゲーム(ハイカジ)とハイブリッドカジュアルゲームの状況を見てみたい。

同社はこれまで実績を上げてきたハイカジに加えて、より収益性の高いハイブリッドカジュアルの市場も狙う展開に取り組んできた。ただ、第3四半期にリリースしたハイブリッドカジュアルゲームは想定していたほどのヒットとはならず、リソースを割いたためにハイカジのリリース本数が減少してしまう結果となった。

ただ、リリースしたハイカジは新規タイトル、既存タイトルともに良好な推移となっているほか、実際にリリースすることでハイブリッドカジュアルゲームに対するナレッジを社内に蓄積することができているという。

なお、同社は第4四半期にもハイブリッドカジュアルゲーム2本をリリースしており、堅調な進捗を見せているとのことだ。

株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
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