ポールトゥウィン、グローバル展開を進めるゲーム開発企業向けサービスを強化…猿楽庁と連携したサービス「Fun Test」で国・地域ごとのゲーム体験最適化を支援
ポールトゥウィンは、グループ会社であるHIKEのゲームチューニング・検証事業部門「猿楽庁」と連携し、ユーザーテストサービス「Fun Test」のグローバル展開を進めるゲーム開発企業向けサービスの提供体制を強化した。
「Fun Test」は2023年5月に日本国内向けサービスとして開始され、ゲーム体験の最適化ニーズが高まる中でサービス利用社数を増やしている。
近年、スマートフォンやクラウドゲーミングの普及に伴い、ゲームが国境を越えて配信されることが一般的に。しかし、各市場のユーザーが期待するゲーム体験には違いがあり、ターゲット市場ごとにゲーム体験を最適化することが成功の鍵となっている。
特に、各国の文化的背景やプレイスタイルの違いに配慮したテストの重要性が高まっており、このニーズに応えることができるユーザーテストサービスが注目されている。
ポールトゥウィンが提供する「Fun Test」は、日本市場に進出する海外ゲームのテストを日本人テスターが担当し、海外展開する日本のゲームのテストを海外のテスターが担当できる体制を強化。「Fun Test」の提供により、他国市場向けに円滑な参入を目指すゲーム開発企業へ貢献していく。
ユーザーテストサービス「Fun Test」について
「Fun Test」は、ポールトゥウィンと「猿楽庁」が共同で提供するユーザーテストサービス。ゲームのリリースやリニューアルに合わせて、ポールトゥウィン所属のテスターが実際にゲームをプレイし、ストレスポイントや改善点を抽出。その結果をもとに、「猿楽庁」がこれまでに培ったコンテンツチューニングのノウハウをもとに分析した詳細レポートをクライアント企業へ提供する。
≪「Fun Test」は3つの視点で品質向上をサポート≫
① 国ごとに異なる「楽しさ」のポイントを可視化:ターゲット層が感じる「楽しさ」を定量化し、ゲームの強みと改善点を明確化することで、各市場での魅力を引き出す。
② ストレスのない快適な操作性:UIや操作性を評価し、ユーザーの混乱やストレスとなるポイントを特定し、操作性を向上させる。
③ 継続してプレイしたくなるゲームバランス:プレイヤーが継続してプレイしたくなる設計を目指し、フェーズごとのクリア率を測定してゲームバランスを最適化する。
すべてのテスターはポールトゥウィンのセンター内で厳格なセキュリティ教育を受けており、ISO27001に準拠した万全の体制でクライアント企業のゲーム情報を保護している。ポールトゥウィン所属の全国約3,000人のテスターの中からターゲットに適した人材をアサインし、チューニングの専門機関である「猿楽庁」と連携して、高品質なレポートを提供する。
ポールトゥウィンは、デバッグとユーザーテストをプロジェクトのサイクルに組み込み、継続的なモニターテストにも対応。経験豊富なエキスパートによる納得性の高いテスト結果と、豊富なテストデバイスを活用した包括的なサービスで、ゲームの魅力と品質を向上させる。
会社情報
- 会社名
- ポールトゥウィン株式会社
- 設立
- 1994年1月
- 代表者
- 代表取締役 CEO 橘 鉄平