ANYCOLORの決算説明資料より…2Q期間のコマース領域の売上高は66億5200万円と四半期ベースで過去最大に グッズ販売における発送遅延の解消が課題
ANYCOLOR<5032>は、12月11日、2025年4月期の第2四半期累計(5~10月)の決算(非連結)を発表した。今回はその決算説明資料から同社のコマースビジネスの状況を見てみたい。
同社の第2四半期期間のコマース領域の売上高は66億5200万円と四半期ベースで過去最大の売上高を記録した。人気ユニット関連の施策やファンの注目を大きく集める施策が多かったことがその要因だという。
ただ、その一方で課題も生じており、第1四半期に発送スケジュールの遅延が生じたグッズは第2四半期でおおむね発送された一方で、第2四半期もグッズの買い合わせなどによる影響で翌四半期以降への繰り延べが発生している状況だ。
こうした状況の解消に向けた対応策として、出荷計画表の作成と新規施策の出荷開始日と完了日の事前確認による進捗確認の実施を行うとしており、今後はグッズ販売における発送遅延が減少し、未発送残高の上昇傾向に歯止めがかかるのか注目される。
会社情報
- 会社名
- ANYCOLOR株式会社
- 設立
- 2017年5月
- 代表者
- 田角陸
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高319億9500万円、営業利益123億6100万円、経常利益123億4100万円、最終利益87億2500万円(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5032