DLE、EC・クラファン関連の大型案件獲得やKPOP関連事業の開始により売上高は17%増 通期予想を下方修正…最終損益は7億3000万円の赤字に

  • ディー・エル・イー(DLE)<3686>は、2月10日、2025年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、SP関連において案件増大したことや、EC・クラファン関連において大型案件の複数受託したこと、KPOP関連事業を開始したことにより、前年同期比で増収となった。

    一方で、IP・コンテンツ関連で期初獲得想定案件を失注したことや、KPOP関連の事業立ち上がりの遅れにより、赤字計上が続いた。

    売上高13億7000万円(前年同期比17.6%増)
    営業損益4億7700万円の赤字(同4億5700万円の赤字)
    経常損益3億8900万円の赤字(同4億5800万円の赤字)
    最終損益3億9000万円の赤字(同3億1100万円の赤字)

    第3四半期連結累計期間においては、引き続きIPの露出先の拡大や展開手法の多様化によるIP価値の成長に連動して、各サービスを展開し、制作売上などを計上した。

  • ■通期業績予想の下方修正を発表

  • 2025年3月期通期の業績見通しについては、第3四半期決算の発表とともに予想の下方修正を発表しており、以下のとおり。

    なお、最終損益については、連結子会社が保有する投資有価証券について、時価が著しく下落したものについて、投資有価証券評価損3億4000万円を特別損失に計上したことが大きく影響している。

    売上高22億2000万円→21億円(増減率5.4%減、前期比23.1%増)
    営業損益3億3000万円の赤字→5億1000万円の赤字(前期5億8900万円の赤字)
    経常損益3億3000万円の赤字→3億9000万円の赤字(同5億9000万円の赤字)
    最終損益2億3000万円の赤字→7億3000万円の赤字(同5億2000万円の赤字)

株式会社ディー・エル・イー(DLE)
http://www.dle.jp/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エル・イー(DLE)
設立
2001年12月
代表者
代表取締役社長執行役員CEO 小濵 直人
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3686
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