2月27日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比113.80円高の3万8256.17円で取引を終えた。日経平均は先物主導の買いにより、一時は上げ幅200円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は55銘柄(57%)、下落は37銘柄(39%)、変わらずは4銘柄(4%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、ブシロード<7803>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が昨年来高値を更新し、アカツキ<3932>やオルトプラス<3672>などの強さが目立った。
任天堂<7974>は、本日(2月27日)23時からプレミア公開されるポケモンデー2025のポケモンプレゼンツにおいて、ポケモン関連の新作などが発表されるのではとの思惑から5日ぶりに反発した。
前日は大きく売られていたgumi<3903>は3日ぶりに反発した。
半面、サンリオ<8136>が下げ幅を拡大して3日続落した。サンリオは、キャラクター「クロミ」について、スタジオコメットから著作権等の侵害に関して訴訟を提起され、現在も訴訟係属中であることを発表したことが市場から引き続き嫌気されているようだ。
また、マイネット<3928>やネクソン<3659>なども安い。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136