武蔵野エンタテインメント、24年3月期決算は最終損失1800万円、債務超過…武蔵野興業が今年4月に完全子会社化を予定

武蔵野興業<9635>の連結子会社である武蔵野エンタテインメントの2024年3月期(第11期)の決算は、最終損失が1800万円だった。4億1000万円の債務超過となっている。3月10日付の『官報』に掲載された「決算公告」で判明した。

同社は、映画映像作品の制作および買付配給のほか、海外版権販売事業、海外映像作品の日本語版の制作、映画祭など各種イベントの企画運営、オリジナルキャラクター商品の企画販売を行っている。

親会社である武蔵野興業は、4月1日付で、同社株の追加買い付けを行って全株式を取得、完全子会社化した。グループ内の一層の連携や経営の効率化を通じて企業価値の向上を図るため、と説明している。