GENDA、25年2月度の売上速報は26.6%増の94億4600万円 GiGOとカラオケBanBanけん引 買収企業の寄与で3月は成長加速へ

GENDA<9166>は、この日(3月18日)、2025年2月度の売上速報を発表し、前年同月比26.6%増の94億4600万円だったと発表した。「GiGO」で知られるゲームセンターを運営する「アミューズメント」の売上高が同32.9%増の66億2100万円、「カラオケBanBan」が同20.8%増の18億3600万円と大きく伸びて全体をけん引した。他方、キャラクターMDが同14.2%減の4億4200万円、コンテンツ&プロモーション同19.4%減の2億5800万円だった。

同社によると3月以降は、外貨両替機事業を展開するアクトプロ、アミューズメント施設運営のハローズ、展示会及びイベントのディスプレイ企画・設計・監理及び制作を行うディー・エイトが連結に加わるため、さらに伸びる見通し。

2月の店舗展開の状況は以下の通り。

1.「ドラマ」7店舗が「GiGOグループのお店」に仲間入り
1日、ドラマが運営するアミューズメント施設がGiGOグループのお店に加わった。東京・下北沢のプライズ専門店3店舗、メダルゲームや音楽ゲームが多数揃う東京都の八王子高倉店、神奈川県の藤沢店、港北インター店、栃木県の足利店と、いずれも地域に密着した個性的な7店舗。今後はGiGOのノウハウによる店舗DXの推進や、人気キャラクターコラボレーション景品などのキャンペーンを積極的に取り入れることで、地域に根差した運営はそのままに、GiGOのスケールを活かした様々なコンテンツを届けていく。

2.埼玉県川越市に「GiGOアトレ川越」がオープン
7日、埼玉県川越市、JR川越線・東武東上線「川越駅」直結の「アトレ川越」1階に「GiGOアトレ川越」がオープンした。店舗の特徴として注目を浴びたのが、川越駅のペデストリアンデッキから続く店舗専用エスカレーターに配した幅12メートルのウォールアート。川越市在住の切り絵作家「百鬼丸」氏とGiGOのコラボレーションで完成したもので、表情豊かで大胆な構図のキャラクターとGiGOのブランドグラフィック、川越の蔵造の街並みが融合したデザインを展開している。2月7日には同店のオープンがSNSで話題となり、「川越」が一時トレンド入り。地域の方や熱心な芸術ファンなど、当初計画の約4倍のユーザーが来店されて賑わった。

3.「大阪梅田駅」から徒歩1分の場所に「GiGO NU茶屋町」がオープン
21日、阪急電鉄「大阪梅田駅」茶屋町口改札から徒歩1分の場所に「GiGO NU茶屋町」がオープンした。阪急阪神グループの「NU茶屋町」が「“好き"をとことん追求・楽しめる施設」を新コンセプトにリニューアルされるにあたり、同ビルの4階にGiGOが出店している。オープン後は、NU茶屋町3階の「アニメイト」、4階のトレカショップ「竜のしっぽ」、6階の「タワーレコードカフェ」に足を運んだユーザーがGiGOに来店されるなど、同商業施設の新コンセプトに共感したユーザーによる活発な回遊が生まれ、早くも話題の施設になっている。

株式会社GENDA
https://genda.jp/

会社情報

会社名
株式会社GENDA
設立
2018年5月
代表者
代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
決算期
1月
直近業績
売上高556億9700万円、営業利益53億7000万円、経常利益52億1600万円、最終利益41億7800万円(2024年1月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
9166
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