4月8日の東京株式市場は急反発。日経平均株価は、前営業日比1876円00銭高の3万3012円58銭でこの日の取引を終えた。米国株の下落や為替の円高進行が一服したことで、下落の大きかった銘柄を中心に自律反発狙いの買いやショートカバーが入り、一時2120円58銭高の3万3257円16銭まで買われる場面があった。ただ、今回の上昇で底を打ち反転とみるか、一時的な戻りでさらなる下げがあるとみるか、マーケットでも見方が分かれているという。
【主要指数】
・日経225: 33,012.58(+1,876.00)
・TOPIX: 2,432.02(+143.36)
・ドル/円: 147.33(-0.51)
・ダウ: 37,965.60(-349.26)
・ナスダック: 15,603.26(+15.48)
・SOX: 3,694.95(+1,876.00)
こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は94銘柄(98%)、下落は2銘柄(2%)、変わらずは0銘柄(0%)で、全面高商状となった。
個別銘柄では、クシム<2345>やmonoAI technology<5240>、サイバーステップ<3810>、円谷フィールズホールディングス<2767>、gumi<3903>、東京通信グループ<7359>が買われた。前日に個別材料の出た銘柄もあるものの、おおむね急落後の自律反発の動きと見ていいだろう。他方、イオレ<2334>、エヌジェイホールディングス<9421>のみが売られることになった。
■個別株のチャート
■ゲーム・エンタメ関連株一覧