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日本ファルコム<3723>は、5月9日、2025年9月期の第2四半期累計(10~3月)の決算(非連結)を発表、広告販促費用が想定より減少したため営業利益が上ブレしたほか、経常利益は為替差益の発生も影響した。
売上高6億400万円(前年同期比40.3%減)
営業利益7300万円(同85.4%減)
経常利益9000万円(同82.4%減)
最終利益4400万円(同87.6%減)


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①製品部門 売上高1億2300万円(前年同期比8.3%減)
シリーズ累計800万本を超える同社代表作の1つ「軌跡」シリーズ最新作『英雄伝説 界の軌跡-Farewell, O Zemuria-』をPS5/PS4向けに販売したほか、同社IPを活用したグッズ制作販売を展開した。また、音楽アルバム「英雄伝説 界の軌跡-Farewell, O Zemuria- オリジナルサウンドトラック」を2025年1月に、「ZEMURIA GRAND ODYSSEY 19999-XXXXX」を2025年4月に発売した。
そのほか、Nintendo Switch向け『イース・メモワール-セルセタの樹海-』を2025年5月に、PS5向け『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-』『イースⅨ-Monstrum NOX-』を2025年7月に発売する。
さらに、2025年6月に発売を予定されている新型機のNintendo Switch2向けタイトルとして『イースⅩ-Proud NORDICS-」を2025年7月に、2025年8月にはPS5向け『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ-THE END OF SAGA-』『英雄伝説 創の軌跡』の発売を予定している。
そして、累計販売数800万本を超える「軌跡」シリーズ最新作「空の軌跡 the 1st(ザ・ファースト)」を2025年9月の発売に向けて鋭意制作している。
②ライセンス部門 売上高4億8100万円(同45.2%減)
PS5/PS4/Nintendo Switch/PC・Steam向けに『イースⅩ-NORDICS-』繁体字中国語版および韓国語版、『英雄伝説 創の軌跡』英語版、PS4/Nintendo Switch/PC・Steam向けに『英雄伝説 零の軌跡』英語版、『英雄伝説 碧の軌跡』英語版などを販売した。そのほか、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売や、『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-』『イースⅨ-Monstrum NOX-』『英雄伝説 閃(せん)の軌跡Ⅲ』『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ-THE END OF SAGA-』『東亰ザナドゥeX+』の英語版なども引き続き展開している。
また、PS5/ PS4/ Nintendo Switch/PC・Steam向け『イースⅩ-NORDICS-』英仏語版を2024年10月に、PS5/ PS4/ Nintendo Switch向け『イース・メモワール-フェルガナの誓い-』英語版、PC・Steam向け『英雄伝説 界の軌跡-Farewell, O Zemuria-』繁体字簡体字中国語版および韓国語版を2025年1月に発売したほか、PS5/ PS4/ Nintendo Switch/PC・Steam向け『英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ-CRIMSON SiN-』英語版を2025年2月に発売した。
そのほか、PS5/ PS4/ Nintendo Switch/PC・Steam向け『英雄伝説 界の軌跡-Farewell, OZemuria-』英語版を2025年秋に、PS5/PS4/Nintendo Switch/PC向け『イースvs.空の軌跡オルタナティブ・サーガ」英語版を2025年に展開する予定だ。なお、『空の軌跡 the 1st』については、PS5/Nintendo Switch/PC・Steam向けに2025年の全世界同時発売を予定している。
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■通期業績予想は変更なし
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2025年9月期通期の業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高25億円(前期比1.0%減)
営業利益12億円(同3.2%減)
経常利益12億円(同3.6%減)
最終利益8億円(同6.1%減)
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高26億1200万円、営業利益13億4000万円、経常利益13億6400万円、最終利益9億300万円(2025年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723
