スクエニHD、25年3月期のHDゲームは減収も営業利益33億円の黒字転換…『DQ3』が想定以上の売上、コンテンツの償却費や評価損がなく

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、この日(5月14日)、2025年3月期のHD(High-Definition)ゲームの業績について、売上高が前の期比24.3%減の751億円、営業利益が33億円(前の期実績は81億円の赤字計上)と減収・黒字転換したことを明らかにした。
同社では、発売した新作タイトル数減少に伴い減収となったものの、24年11月に発売した『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の販売が当初想定を上回った。開発費の償却負担や広告宣伝費、コンテンツ評価損が前年から減少したことも収益改善に寄与した。
業績推移は以下のとおり。


会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3245億0600万円、営業利益405億8000万円、経常利益409億3900万円、最終利益244億1400万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684