メガチップス、25年3月期決算は営業利益60％減の21億円…任天堂ハード向けLSIが需要減

メガチップス<6875>は、5月14日、2025年3月期の連結決算を発表し、売上高423億2600万円(前の期比27.0%減)、営業利益21億9000万円(同60.1%減)、経常利益26億0800万円(同24.5%減)、最終利益53億7100万円(同19.7%増)だった。

・売上高:423億2600万円(同27.0%減)
・営業利益:21億9000万円(同60.1%減)
・経常利益:26億0800万円(同24.5%減)
・最終利益:53億7100万円(同19.7%増)

同社では、アミューズメント事業においてLSIの需要が減少したことに加えて、ASIC事業において顧客の在庫調整によりLSIの需要が減少したため、としている。

任天堂向けにゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリ)やゲーム機本体・周辺機器向けのLSIを供給している。任天堂のハードが端境期ということもあり、一時的に需要が落ちたようだ。

■2026年3月期の見通し

2026年3月期の業績は、売上高420億円(前期比0.8%減)、営業利益30億円(同37.0%増)、経常利益27億円(同3.5%増)、最終利益40億円(同25.5%減)、EPS234.33円を見込む。株価収益率は21.1倍となる。

・売上高:420億円(同0.8%減)
・営業利益:30億円(同37.0%増)
・経常利益:27億円(同3.5%増)
・最終利益:40億円(同25.5%減)
・EPS:234.33円