マーベラス、26年3月期は過去最高の売上高見通し…新作家庭用ゲーム3作品投入とアミューズメント事業の好調で増収増益を計画

マーベラス<7844>は、2026年3月期の連結業績について、売上高350億円(前の期比25.2%増)、営業利益20億円(同10.0%増)、経常利益20億円(同11.1%増)、最終利益14億円(同71.0%増)と増収増益を計画している。売上高は過去最高を更新する見通しだ。

・売上高:350億円(同25.2%増)
・営業利益:20億円(同10.0%増)
・経常利益:20億円(同11.1%増)
・最終利益:14億円(同71.0%増)

 

デジタルコンテンツ事業では、コンシューマゲームのシリーズ最新作を『龍の国 ルーンファクトリー』『牧場物語 Let’s!風のグランドバザール』『DAEMON X MACHINA TITANIC SCION(デモンエクスマキナ タイタニックサイオン)』を3作品を発売する。

さらにオンラインゲームの新作『ブラウザ三国志 天』の配信を予定しているほか、複数のインディー、アクイジションタイトルのリリースを予定しているとのこと。

 

新作の投入により、売上高は前期より大幅に伸長する見込みだが、新作の開発費がリリース時より原価計上されるため、利益面の伸長は限定的となる見通し。本格的な利益貢献は下期からを見込んでいるそうだ。

アミューズメント事業については、前期にリリースした『ポケモンフレンダ』が通年貢献するほか、先行費用の解消が見込まれる。海外で稼働が始まった『ポケモンメザスタ』についても立ち上がりが好調で、さらなる伸長を見込んでいるという。

 

このほか、音楽映像事業においては、不採算プロジェクトの見直しにより収益改善を図る。

株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 照井 慎一
決算期
3月
直近業績
売上高279億6300万円、営業利益18億1700万円、経常利益18億円、最終利益8億1800万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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