【ゲームエンタメ株概況(7/8)】月次売上大幅増テイツーが年初来高値更新 Switch2効果小売に発現もゲーム大手は値固めか【チャート掲載】

7月8日の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比101円13銭高の3万9688円81銭でこの日の取引を終えた。トランプ米大統領は日本からの輸入品に対し25%の関税を課すと表明したことや交渉期限の延期で最悪のシナリオが回避されたとの見方が広がった。為替の円安も支援材料になり、一時228円高まで買われた。の3万9816円27銭まで買われる場面があった。ただ、ETFの分配金捻出のための売却が意識されるようになり、上値を抑える要因になったという。

 

【主要指数】
・日経225: 39,688.81(+101.13)
・TOPIX: 2,816.54(+4.82)
・ドル/円: 146.23(+0.18)
・ダウ: 44,406.36(-422.17)
・ナスダック: 20,412.52(-188.59)
・SOX: 5,541.20(-105.92)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は60銘柄(63%)、下落は31銘柄(32%)、変わらずは5銘柄(5%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。

個別銘柄では、イオレ<2334>がストップ高。暗号資産金融事業参入に関する追加開示が材料視された模様。暗号資産トレジャリーと暗号資産レンディングから事業を開始するとのこと。

 

レーティング関連では、IGポート<3791>が反発。東海東京証券がレーティング「アウトパフォーム」の継続としたうえで、目標株価を2850円から3070円に引き上げたとの観測が出ている。

 

これ以外にゲーム・エンタメ関連では2社の目標株価引き上げが観測されたが、時価との差が小さいこともあり、特に材料視されなかった模様。

【大和証券】
・東映アニメーション<4816>「3」継続、目標株価2200円→3400円

 

【東海東京証券】
・ネクソン<3659>「ニュートラル」継続、目標株価2190円→2780円

 

オルトプラス<3672>も大幅高。中国アリババグループ傘下のLingXiGamesが手掛けるスマートフォン向けカードRPG『Morimens』の日本ローカライズ版『忘却前夜』についての期待から買いが入った模様。アジアで人気と謳っているが、Sensor Tower(センサータワー)によるとミャンマーのGoogle Playの売上ランキングで41位(ゲームカテゴリー)に入っている。

 

テイツー<7610>が年初来高値を更新した。前日、6月の月次売上高を発表し、新型ゲーム機(Nintendo Switch2)の貢献で前年同月比33%増と大幅に伸長したとのアナウンスを行っていた。

 

ゲームやエンタメ系の小売の一角に「Switch2」の効果が出てきたものの、家庭用ゲーム大手については総じて小動きとなった。任天堂<7974>をはじめ、コーエーテクモHD<3635>、セガサミーHD<6460>、バンダイナムコHD<7832>、カプコン<9697>、コナミグループ<9766>が小幅安となった一方、スクエニHD<9684>は小幅高となった。直近の上昇後のスピード調整を経て当面は値固めの時期との見方が出ていた。

 

   

■ゲーム・エンタメ関連株一覧