リミックスポイント、代表取締役社長の役員報酬を全額ビットコイン（BTC）で支給へ

リミックスポイント<3825>は、本日（7月8日）、同社代表取締役社長の役員報酬を全額ビットコイン（BTC）で支給することを発表した。

国内の上場企業において、代表取締役社長の報酬全額を暗号資産で支給するのは日本初の試みとなる。ビットコインを通じて、経営者自身が株主と経済的な運命を共にすることにより、株主と経済的価値を共有する体制を構築するとしている。

■背景と目的
同社は、暗号資産・エネルギー・Web3領域の融合による新たな企業価値創出に挑んでおり、その中核的アセットとして、ビットコインの重要性を強く認識している。先般開催された株主総会において、「経営陣が株式を保有し、株主と同じ目線で経営にあたるべき」との建設的な意見を複数の株主より受けていた。

しかし、同社のような上場企業においては、株式の取得にはインサイダー取引規制等の観点から制約も多く、適時に株式を保有することが難しい時もある。

そこで同社は、同社の株価がビットコイン価格に連動する傾向が強いという特徴に着目し、代表取締役社長が役員報酬の全額をビットコインで受け取るという方法により、株主と経済的リスクとリターンを共有する新しい形の「株主視点経営」を実現することとした。