SEH&I、第1四半期決算は売上高3.1%減の16億3000万円、営業利益19.4%減の1億8800万円と減収減益

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(SEH&I)<9478>は、7月24日、2026年3月期 第1四半期の連結決算を発表し、売上高16億3000万円(前年同期比3.1%減)、営業利益1億8800万円(同19.4%減)、経常利益1億4200万円(同21.4%減)、最終利益9600万円(同16.3%減)だった。

・売上高:16億3000万円(同3.1%減)
・営業利益:1億8800万円(同19.4%減)
・経常利益:1億4200万円(同21.4%減)
・最終利益:9600万円(同16.3%減)

主力の出版事業が大幅な減益となったことが響いた。書籍や電子書籍の販売が減少したことに加え、原価・販売コストの上昇が収益を圧迫したという。

出版事業では、イベント売上が堅調に推移した一方、書籍・電子書籍やオンライン広告収入の減少、原価・販売コスト上昇などにより、売上高8億4400万円(前年同期比10.3%減)、セグメント利益(営業利益)7400万円(同51.3%減)となった。

コーポレートサービス事業では、既存クライアントからの受注減少が継続していることを主因に、売上高9400万円(同14.5%減)、セグメント損失(営業損失)2000万円(同400万円悪化)となった。

ソフトウェア・ネットワーク事業では、ソリューション事業、受託開発事業を中心に回復傾向となり、売上高2億1600万円(同6.6%増)、セグメント利益(営業利益)2100万円(同700.1%増)と増収増益になった。

教育・人材事業では、医療関連人材紹介事業売上が弱含みで推移したものの、IT人材研修事業売上が堅調に推移し、売上高3億1300万円(同8.0%増)、セグメント利益(営業利益)7100万円(同1.5%減)となった。

投資運用事業では、安定的な投資運用増加に伴う配当金収入の増加を主因に、売上高1億6100万円(同18.1%増)、セグメント利益(営業利益)1億2400万円(同14.0%増)と増収増益になった。

 

■2026年3月期の見通し

2026年3月期の業績は、売上高74億円(前期比2.2%増)、営業利益9億5000万円(同16.2%増)、経常利益9億円(同11.0%増)、最終利益6億円(同12.9%増)、EPS38.35円を見込む。株価収益率は倍となる。

・売上高:74億円(同2.2%増)
・営業利益:9億5000万円(同16.2%増)
・経常利益:9億円(同11.0%増)
・最終利益:6億円(同12.9%増)
・EPS:38.35円

【通期計画に対する進捗率】
・売上高:22.0%
・営業利益:19.8%
・経常利益:15.8%
・最終利益:16.0%

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