
8月19日前場の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前営業日比61円99銭安の4万3652円32銭で午前中の取引を終えた。一時302円34銭安の4万3411円97銭まで売られる場面があった。朝方は強い地合いが継続し買い優勢となり、連日の最高値を更新した。その後は短期的な過熱感への警戒感から利食い売りに押された模様だ。
【主要指数】
・日経225: 43,652.32(-61.99)
・TOPIX: 3,119.26(-1.70)
・ドル/円: 147.77(-0.11)
・ダウ: 44,911.82(-34.30)
・ナスダック: 21,629.77(+6.80)
・SOX: 5,776.31(+23.58)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は41銘柄(43%)、下落は50銘柄(52%)、変わらずは5銘柄(5%)だった。大手ゲームや大手ホビー系は売り優勢だったが、出遅れ感のあったモバイルゲームの一角やゲーム開発会社などが買われたようだ。
大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>が高く、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。前日はソニーのみ安く、それ以外は高かった。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、トーセ<4728>、ユークス<4334>が高く、エヌジェイHD<9421>が変わらず、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>が高く、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、エディア<3935>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、イオレ<2334>やモブキャストHD<3664>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、まんだらけ<2652>が値上がり率上位となり、サンリオ<8136>、東京通信G<7359>、コナミG<9766>、クシム<2345>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧
