
9月5日前場の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比310円58銭高の4万2890円85銭で午前中の取引を終えた。トランプ米大統領が日本から輸入する自動車などに対する関税引き下げに関する大統領令に署名したことを受けて、自動車株を中心に買い優勢となり、一時640円高まで買われる場面もあった。為替の円高傾向が重しとなったという。
【主要指数】
・日経225: 42,890.85(+310.58)
・TOPIX: 3,091.08(+10.91)
・ドル/円: 148.15(-0.31)
・ダウ: 45,621.29(+350.06)
・ナスダック: 21,707.69(+209.97)
・SOX: 5,667.86(+75.04)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は44銘柄(46%)、下落は45銘柄(47%)、変わらずは7銘柄(7%)で、売り優勢だった。主力株は、朝方は買い優勢の銘柄が多かったが、買い一巡後は上値の重さが目立つ。
大手ゲーム関連を見ると、コナミG<9766>、カプコン<9697>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、日本一ソフト<3851>、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が高く、イマジニア<4644>が変わらず、マーベラス<7844>、ユークス<4334>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、ガンホー<3765>が高く、コロプラ<3668>、モバイルファクトリー<3912>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、アカツキ<3932>、ケイブ<3760>が安い。サイバーエージェントはSBI証券が格上げしたものの、前日終値を挟んで一進一退の展開だった。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、KADOKAWA<9468>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>が安い。前日年初来高値を更新したエディアは利食い売りに押された。


最後に騰落ランキングを見ると、Link-U<4446>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、coly<4175>、ブシロード<7803>が値上がり率上位となり、イオレ<2334>、オルトプラス<3672>、KLab<3656>、エディア<3935>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧
