Thirdverseは、この日(9月5日)、D4V(Design for Ventures)、ユナイテッド、サイバーエージェント・キャピタル、及び複数の個人投資家による第三者割当増資を通じて、2億円の資金調達を実施したことを明らかにした。また、今回のラウンドにおいて、ハリウッド俳優・プロデューサーであり、テクノロジー分野にも精通するマシ・オカ氏が、戦略的投資家兼アドバイザーとして参画した。
マシ・オカ氏は、海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ』のヒロ・ナカムラ役として世界的に知られ、プライムタイム・エミー賞の助演男優賞(ドラマ部門)にノミネートした実績を持つ俳優・プロデューサー。映画『レディ・プレイヤー1』では、日本のIP作品をハリウッドに導入する上で重要な役割を果たし、現在も複数の日本のIP実写化プロジェクトに携わっている。
今回の資金調達とマシ・オカ氏の日本のIPホルダーとの強固な関係性を活かし、9月4日に発表をしたサンリオとのソーシャルVRゲーム「Hello Kitty Skyland」に続く、大型日本IPのソーシャルVR展開を計画している。同氏の豊富な業界ネットワークと国際的な知見を取り入れ、世界的なセレブリティやハリウッド関係者とのコラボレーションも今後進めていく考え。
■ マシ・オカ氏コメント
「日本の素晴らしいIPを、最先端のテクノロジーとクリエイティブの力で、世界中のユーザーに届けたいと考えています。Thirdverseと共に、エンターテインメントの未来を一緒に創っていけることを楽しみにしています。」
■Thirdverse代表取締役社長CEO 大野木勝氏コメント
「Welcome Masi-san to Thirdverse! 米国のデジタルエンターテインメント領域で大活躍するマシ・オカさんにご参画いただき、大変心強く感じています。弊社が創業した当時、映画『レディ・プレイヤー1』から大きな影響を受けており、その制作にマシさんが携わっていたと伺ったとき、不思議なご縁を感じました。チームジャパンとして、共に世界を席巻していきます！」
