アピリッツ<4174>は、9月5日、2026年1月期の業績予想の修正を行い、売上高105億5100万円(前回予想104億6400万円)、営業利益1億0300万円~1億7200万円(同6億1000万円)、経常利益9000万円~1億6000万円(同6億円)、最終利益5100万円~9700万円(同3億7200万円)とした。
・売上高:105億5100万円(前回予想104億6400万円)
・営業利益:1億0300万円~1億7200万円(同6億1000万円)
・経常利益:9000万円~1億6000万円(同6億円)
・最終利益:5100万円~9700万円(同3億7200万円)
同社では、Webソリューションセグメントにおいて、第1四半期に発生した不採算案件の収束への対応に要した外注費が想定を上回ったため、としている。不採算案件は下期にかけて段階的に収束する見込み、としている。
この影響で7月中間決算については赤字見通しとした。
【7月中間期の業績見通し】
・売上高:51億5600万円(前回予想51億7400万円)
・営業損失:1800万円(同2億1500万円の利益計上)
・経常損失:2500万円(同2億1000万円の利益計上)
・最終損失:3500万円(同1億3200万円の利益計上)
前期から不採算案件の発生が目立っているが、その要因としてミドルマネジメント層の不足をあげた。採用強化を行い、体制強化を図っているそうだ。
さらに推しカルチャー&ゲーム事業が8月1日付の新設分割で、新設子会社であるアピリッツ・ファンカルチャーパートナーに移管したことも業績予想を変更した理由となった。
なお、推しカルチャー&ゲーム事業では、利益率の向上を目指し、アプリ外課金の導入を推進しているという。各ゲームタイトルへの導入時期・浸透度の見通しに幅があり、利益の予測が困難であることから利益予想はレンジにしたとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高90億800万円、営業利益1億8500万円、経常利益1億8500万円、最終利益4500万円(2025年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174