エイチームエンターテインメント、25年7月期決算は経常利益3億7000万円と黒字転換 アプリ運営効率化と協業案件増で 債務超過も解消間近に
エイチームエンターテインメントの2025年7月期の決算は、売上高42億0300万円(前の期比4.7%減)、経常利益3億7000万円(前の期は1億1900万円の損失計上)、最終利益3億2300万円(同1245.9%増)だった。債務超過についても1000万円までに縮小するなど業績とともに財務状態も急速に改善している。
・売上高:42億0300万円(同4.7%減)
・経常利益:3億7000万円(同1億1900万円の損失計上)
・最終利益:3億2300万円(同1245.9%増)
同社は、エイチームホールディングス傘下のゲーム会社。2021年4月22日付で、エイチームのエンターテインメント事業をスピンオフする形で新設された。
設立直後は苦戦していたが、業績改善が進んでいる。同社によると、ゲームアプリ全体で引き続き減収傾向であるため減収となったものの、既存タイトルの効率的な運用やコスト抑制に加え、協業案件の比率を増やしたことが奏功し黒字転換したとのこと。
業績推移は以下の通り。


会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチームホールディングス
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益8億4500万円、経常利益15億8500万円、最終利益10億3600万円(2025年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662