ユークス、7月中間決算は営業益43%増の5100万円…『ゼンシンマシンガール』は開発進捗、『ダブルドラゴン リヴァイヴ』にも参画

 ユークス<4334>は、9月10日、2026年1月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高18億円(前年同期比11.1%増)、営業利益5100万円(同43.0%増)、経常利益4900万円(同12.3%減)、最終利益3400万円(同62.7%増)だった。経常利益は減益となったが、前年同期に発生した為替差益がなくなったため。

・売上高:18億円(同11.1%増)
・営業利益:5100万円(同43.0%増)
・経常利益:4900万円(同12.3%減)
・最終利益:3400万円(同62.7%増)

ディースリー・パブリッシャーの『ゼンシンマシンガール』の開発を担当しており、7月1日に公式サイトおよびティザー映像が公開した。また、アークシステムワークスが2025年10月23日に発売予定の『ダブルドラゴン リヴァイヴ』の開発にも参画したとのこと。

また、リアルタイムライブの制作・配信に参加し、モーションキャプチャー収録、CGモデル・アニメーション制作を担当した。引き続き、バンダイナムコエクスペリエンスが展開するオリジナルIPプロジェクト『ポラポリポスポ』の制作にも参画している。

遊技機分野では、外注費が増加したものの、昨年度に発生した課題に伴う開発遅延を解消した。さらにプロジェクトマネージャーの育成や開発ラインの拡充、技術力向上・成果物の高品質化に向けた社内教育を推進した結果、開発効率が向上し、収益性は改善基調にある。

その他分野においては、モバイルコンテンツのプロジェクト開発も進んでいる。

パブリッシング事業では、将来のパブリッシングタイトル創出に向け、製作委員会を通じた戦略投資を第2四半期において新たに1件実行し、投資の実行件数は合計2件となった。その他、パブリッシング機能獲得に向けて、様々な取り組みを行っている。

 

 

■2026年1月期の見通し

2026年1月期の業績は、売上高38億円(前期比16.7%増)、営業利益3億5000万円(同298.4%増)、経常利益3億3800万円(同106.2%増)、最終利益3億3200万円(同67.3%増)、EPS39.44円を見込む。株価収益率は12.0倍となる。

・売上高:38億円(同16.7%増)
・営業利益:3億5000万円(同298.4%増)
・経常利益:3億3800万円(同106.2%増)
・最終利益:3億3200万円(同67.3%増)
・EPS:39.44円

【通期計画に対する進捗率】
・売上高:47.4%
・営業利益:14.6%
・経常利益:14.5%
・最終利益:10.2%

株式会社ユークス
https://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高32億5500万円、営業利益8700万円、経常利益1億6300万円、最終利益1億9800万円(2025年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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