モイ、2Q(2～7月)決算はメンバーシップ売上の成長で増収を確保　特別損失計上で最終益は減益に

モイ<5031>は、9月10日、2026年1月期の第2四半期累計（2～7月）の決算（非連結）を発表、メンバーシップ売上の成長により、増収を確保した。

なお、最終利益が減益となっているのは、音楽著作権管理団体と「ツイキャス」での楽曲利用に伴う収入報告対象に係る認識の齟齬の解決に向けて発生する費用として新たに7510万円を特別損失に計上したことが影響している。

売上高33億500万円（前年同期比1.1％増）
営業利益1億4600万円（同10.5％増）
経常利益1億8100万円（同25.3％増）
最終利益6800万円（同38.4％減）

同社の重要指標の一つである月間平均ポイントARPPU（課金ユーザー一人当たりの平均課金額)は7179円（前年同期比7.1%増）と順調に推移した。また、実質売上総利益については、「メンバーシップ」の成長が継続したことが貢献し、9億1200万円（同2.1%増）となった。

一方で、月間平均ポイントPU（課金ユーザー数）は6万7000（前年同期比7.6%減）となり、連動してポイント販売売上は29億2300万円（前年同期比1.1%減）での着地となった。

■通期業績予想は変更なし

2026年1月期通期の業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。

売上高66億1000万円（前期比0.3％増）
営業利益1億1500万円（同50.2％減）
経常利益1億2900万円（同49.3％減）