
9月17日前場の東京株式市場は5日続伸。日経平均株価は、前営業日比93円52銭高の4万4995円79銭で午前中の取引を終えた。米国連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や連邦準備理事会(FRB)議長の会見を控えて、利益確定の売りや持ち高調整の売りに押されて反落で始まったが、売り一巡後は半導体関連を中心に押し目買いが入り徐々に下げ幅を縮小しプラスに転じた。
【主要指数】
・日経225: 44,995.79(+93.52)
・TOPIX: 3,155.56(-12.80)
・ドル/円: 146.54(+0.08)
・ダウ: 45,757.90(-125.55)
・ナスダック: 22,333.96(-14.79)
・SOX: 6,079.22(+19.39)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は42銘柄(44%)、下落は47銘柄(49%)、変わらずは7銘柄(7%)で、売り優勢だった。
大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>が高く、任天堂<7974>、コナミG<9766>、コーエーテクモHD<3635>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、トーセ<4728>が高く、イマジニア<4644>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、アカツキ<3932>、ケイブ<3760>が高く、MIXI<2121>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、モバイルファクトリー<3912>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、決算発表を行ったGENDA<9166>に引き続き見直し買いが入ったほか、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、ブシロード<7803>が高く、東映アニメ<4816>が変わらず、IGポート<3791>、エディア<3935>、フリュー<6238>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、GENDA<9166>やクシム<2345>、アクセルマーク<3624>、ANYCOLOR<5032>が値上がり率上位となり、KLab<3656>、イオレ<2334>、アエリア<3758>、モブキャストHD<3664>が値下がり率上位となった。このなかでもKLabは、『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』の開発を担当しているとのアナウンスを出し、目先材料出尽くしとみた売りに押されたものの、押し目買いも入っており底堅い動きを見せている。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧
