【ゲームエンタメ株概況(9/25)】ハピネットが11日ぶりに急反発してS高…2Q業績予想の上方修正で GPUサーバー販売と運用受託事業を開始のKLabも6日ぶり反発

9月25日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比124.62円高の4万5754.93円と連日で過去最高値を更新して取引を終えた。為替が円安方向に振れたことに加え、9月末の権利付き最終日(26日)を意識した買いも入る形となった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は45銘柄(47%)、下落は43銘柄(45%)、変わらずは8銘柄(8%)で、上昇した銘柄のほうがやや多かった。
中で、ハピネット<7552>が変わらずを挟んで11日ぶりに急反発し、ストップ高した。ハピネットは、前日9月24日に第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想の上方修正を発表したことが株価の評価材料となったようだ。
また、KLab<3656>が6日ぶりに反発した。KLabは、関連会社のBLOCKSMITH&Co.と共同でGPUサーバーの販売と、販売したサーバーを運用受託してGPUクラウドとして貸し出す事業を開始すると発表したことが市場の関心を集めたもよう。
ほか、サンリオ<8136>やGENDA<9166>が買われ、ソニーグループ<6758>は反発して年初来高値を更新した。
半面、ワンダープラネット<4199>やイオレ<2334>の下げがきつい。
日本ファルコム<3723>は、記念配当による配当予想の修正を発表したものの、前日までの2日間合計で200円超の上昇を演じていたこともあり、利益確定の売り物に押された。
前日は「スマスロ 北斗の拳 転生の章2」の保通協の型式試験での適合を材料に買われたセガサミーHD<6460>は反落した。

会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 真田 哲弥
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高83億600万円、営業損益13億4200万円の赤字、経常損益12億8000万円の赤字、最終損益27億8200万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社ハピネット
- 設立
- 1969年6月
- 代表者
- 代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦/代表取締役社長兼最高執行責任者 榎本 誠一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3644億1800万円、営業利益116億7700万円、経常利益119億6300万円、最終利益67億6400万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7552