
10月6日前場の東京株式市場は3日続伸。日経平均株価は、前営業日比2065円86銭高の4万7835円36銭で午前中の取引を終えた。自民党新総裁に選出された高市早苗氏が日銀の利上げをけん制するものと受け止められており、史上最高値を更新した。
【主要指数】
・日経225: 47,835.36(+2,065.86)
・TOPIX: 3,218.68(+89.51)
・ドル/円: 149.86(+2.38)
・ダウ: 46,758.28(+238.56)
・ナスダック: 22,780.51(-63.55)
・SOX: 6,583.74(-42.64)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は58銘柄(60%)、下落は31銘柄(32%)、変わらずは7銘柄(7%)で、買い優勢だった。全体相場の活況ぶりに比べて動きの鈍い銘柄が目立っている。
大手ゲーム関連を見ると、目標株価引き上げのあったソニーG<6758>が大幅高となった。ただ、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>は小幅高にとどまり、カプコン<9697>は売られた。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が高く、日本一ソフト<3851>が変わらず、マーベラス<7844>、ユークス<4334>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、GENDA<9166>が高く、東映アニメ<4816>、エディア<3935>が変わらず、サンリオ<8136>、IGポート<3791>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、新たに暗号資産「ソラナ」を活用したソラナ・トレジャリー事業を開始すると発表したモブキャストHD<3664>がストップ高まで買われたほか、ソニーG<6758>、アクセルマーク<3624>、まんだらけ<2652>が値上がり率上位となり、Link-U<4446>、ワンダープラネット<4199>、イオレ<2334>、メガチップス<6875>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。