コーエーテクモHD、エンタメ事業の9月中間決算は売上高13%減の285億円、営業益25%減の77億円…コンソール前年並もモバイルゲーム苦戦
コーエーテクモホールディングスは、9月中間決算の説明資料を公開し、エンタテインメント事業の売上高が前年同期比13.0%減の285億0300万円、営業利益が同25.3%減の77億4700万円と減収減益だった。オンライン・モバイル分野の減収が響いたようだ。
売上の内訳を見ると、コンソール・PC分野の売上は、同0.7%減の125億2200万円と横ばいだった。パッケージが減少したものの、ダウンロード販売が伸びたことでカバーし、前年並みを維持した。大きな新作の発売はなく、バックカタログ中心だった。
他方、オンライン・モバイル分野の売上は同20.0%減の157億8000万円だった。『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)などが引き続き収益に寄与したものの、2023年度配信タイトルや許諾ロイヤリティの減少が響いた、としている。

なお、オンライン・モバイルの四半期売上高の推移は以下の通り。

会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高831億5000万円、営業利益321億1900万円、経常利益499億8800万円、最終利益376億2800万円(202年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635