
バンダイナムコホールディングス<7832>の第2四半期(25年7~9月)のアミューズメント事業の業績は、売上高が前年同期比7.6%増の415億6000万円、セグメント利益が同10.1%増の49億7300万円と増収増益だったことがわかった。売上高、セグメント利益ともにコロナ禍直前も含めた直近で最高水準となった。
同社では、アミューズメント施設の既存店売上高が3.8%増と伸びた。「バンダイナムコ Cross Store」や「ガシャポンのデパート」のようなグループの商品・サービスと連携したバンダイナムコならではの施設、アクティビティ施設等が好調だったという。
今後も「バンダイナムコ Cross Store」や商品・サービスのオフィシャルショップ、IPリテールショップの出店を強化する。 12月には新宿に「ONE PIECE」公式旗艦店となる大型施設「ONE PIECE BASE SHOP」をオープンする。アミューズメント事業が企画開発と運営を行い、トイホビー事業が商品開発を行う施設で、グループ連携の強みを活用し、ここにしかない様々な体験、 ここでしか買えない限定品などを提供する。
他方、業務用ゲームの販売では、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』の販売が好調だったという。「ONE PIECE」のメダルゲーム機や「湾岸ミッドナイト」の新機種の開発を進めているとのこと。

売上の内訳を見ると、アミューズメント施設が同12.6%増の321億円、業務用ゲームが同7.1%減の92億円だった(1億円単位での開示)。
業績推移は以下の通り。
