【中国・bilibiliアニメランキング(11/7)】『鬼滅の刃』が最新映画「無限城編 第一章」公開決定の影響で急上昇、『嘆きの亡霊は引退したい』も第1クールの一挙配信で急上昇

2025年11月7日時点のbilibiliアニメランキングでは、『3年Z組銀八先生』と『とんでもスキルで異世界放浪メシ2』が2週連続で1位・2位を独占。特に『3年Z組銀八先生』は5週連続でトップをキープし、毎週約250万回の再生数を記録している。マンガ『銀魂』のスピンオフ小説を原作とする安定した人気作としてbilibili内でもトップクラスの地位を築いている。

3位には『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』がランクイン。これまで平均250万回前後だった再生数が今週は300万回近くに伸びた。『仮面ライダー』関連コンテンツの多いbilibiliでも特に本作の視聴者の反応が熱く、「神作の中の神作」といった絶賛するコメントが目立っている。

また『嘆きの亡霊は引退したい』の急上昇も見逃せない。前週から27位も順位を上げ、今週トップ10入りを果たした。11月1日に第1クール（全13話）が一挙配信された影響で、この1週間でおよそ100万回の再生を記録。コメント欄では早くも「第2クールが待ちきれない」との声が相次ぎ、次期配信への期待が高まっている。

また、『鬼滅の刃』も31位上昇しトップ20入りした。再生数は先週と変わらないものの、検索数やレビュー投稿の増加が影響したとみられる。bilibiliのランキングは視聴数に加え、ユーザーの検索や評価など複数の指標で算出されており、関連ワードの盛り上がりが順位に影響した可能性が高い。

この上昇には、11月14日から中国本土で公開される『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の影響が大きいと考えられる。公開初日の前売り興行収入は2200万元を超え、同日17時時点では5000万元に到達したとの情報もある。（画像参照）日本IP発アニメ映画としては、これまで初日予約売上トップだった『THE FIRST SLAM DUNK』（585万元、最終興収6.52億元）の約2倍にあたる規模で、最終的な興行収入は約8億元に達するとの予測も出ている。

画像出典：中国チケットプラットフォーム「猫眼」スクリーンショット

（出典記事：https://mp.weixin.qq.com/s/V3dy16BDaotN7O4wr_Dmpw）

▲ピンク色タイトルは2025年秋アニメ

※順位・・・bilibiliが独自に集計したプラットフォーム上の総視聴数、コメント(弾幕)数、フォロワー数、ユーザー評価などを総合的な表した指標。視聴者人数が少ない場合の総合評価は表示されないため「未評価」と記載
※bilibili動画アニメランキングから実写作品を除外して表示。そのため実際のbilibili順位数字とは異なる場合がある

bilibili動画は中国の大手動画プラットフォームの1つで、最新の日本アニメの放送権を積極的に取得し、独占配信も多い。またbilibiliにおける総視聴数、ユーザー評価などが独自集計されているランキングは中国市場における日本アニメのトレンドを知る有力な指標となっている。

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