2025年のアニメ産業産業市場は過去最高の4兆4491億円に拡大 日本動画協会が速報値を発表

日本動画協会は、10月30日、2025年のアニメ産業の動向をまとめた『アニメ産業レポート2026』を12月上旬に刊行し、広義のアニメ産業市場における速報値が過去最高値の4兆4,491億円に達したことを発表した。さらに、刊行を記念した執筆陣によるセミナーを12月25日に開講する予定だ。

 

同協会による調査では、ユーザーが支払った金額を推定した広義のアニメ産業市場は国内市場が1兆9,065億円(前年比114.1%)、海外市場が2兆5,426億円(前年比117.2%)となり、市場規模・増加率ともに過去最高を更新した。全体の構成比は国内が42.9%、海外が57.1%を占めており、海外各国での劇場興行収入やグローバル配信ランキングの上位に日本のアニメが入る状況が定着している。コンテンツ産業を「基幹産業」と位置づける中、2033年には海外売上20兆円、そのうちアニメで6兆円を目指す方針が掲げられている。

 

一方、アニメ制作会社の売上をベースとした狭義のアニメ業界市場は5,055億円(前年比108.4%)となり、こちらも過去最高値を更新した。国内が72.1%、海外が27.9%と、業界市場においても海外展開の比率が拡大している。主筆を務める森祐治氏は、今後のさらなる成長に向けて、地域ごとの言語や文化、法律に合わせたローカライズや海賊版対策の徹底が重要であると言及している。

 

本書はA4判約120ページ、価格は22,000円(税込・予定)で、通信販売および指定の店舗にて販売される。また、12月25日に開催される刊行記念セミナーは、事前購入者または当日会場で購入した者を対象に実施される。

 

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