DeNA、ライブストリーミングの9月中間決算は事業利益22億円と黒字転換…Pococha黒字拡大、DAU過去最高のIRIAM早期黒字化目指す

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、本日(11月10日)、9月中間決算において、「Pococha」と「IRIAM」で構成しているライブストリーミング事業について、売上収益が前年同期比1.8%減の202億6900万円、セグメント利益が同22億6500万円(前年同期は7億9700万円の損失計上)と黒字転換を果たしたことを明らかにした。
オンラインで開催した決算説明会において、岡村信悟社長は、2025年3月期の下期以降は収益性の改善を優先した事業運営を進めており、「その成果が着実に出ている」と自信を示した。
「Pococha」の事業利益は、第1四半期で11億円、第2四半期で15億円を計上し、前年同期の1億円の赤字、3億円の利益計上から大きく改善している。Pococha甲子園など大型イベントが奏功し、コアユーザーのアクティビティが堅調に推移したという。
「IRIAM」については、長期のユーザーの継続率が良好に推移しており、四半期平均のDAU(日次アクティブユーザー数)も過去最高を更新した。月次課金ユーザー数も安定的に推移しており、引き続きコミュニティの健全化を維持・向上してくことで早期の黒字化を目指していく考え。

会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1639億9700万円、営業利益289億7300万円、税引前利益318億1700万円、最終利益241億9300万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432