ハピネット<7552>は、11月13日、2026年3月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高1964億3500万円(前年同期比16.5%増)、営業利益87億1000万円(同33.5%増)、経常利益89億1700万円(同33.9%増)、最終利益66億7100万円(同52.1%増)だった。
・売上高:1964億3500万円(同16.5%増)
・営業利益:87億1000万円(同33.5%増)
・経常利益:89億1700万円(同33.9%増)
・最終利益:66億7100万円(同52.1%増)
同社では、玩具事業やアミューズメント事業の継続的な好調に加え、ビデオゲーム事業がヒット商品により大きく伸長したことにより、当社は当中間連結会計期間において利益面ともに前年同期を大幅に上回る好調な業績を達成した、と説明している。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
【玩具事業】
売上高は860億700万円(前年同期比10.2%増)、セグメント利益は50億4600万円(同12.0%増)となり、利益面ともに前年同期を上回った。BANDAI SPIRITSの「一番くじ」をはじめとするくじ商品が引き続き好調であったことに加え、一般玩具の販売も堅調に推移し、コンビニエンスストア向けの新商材の販売も貢献した。
【映像音楽事業】
売上高は304億9200万円(同6.1%増)、セグメント利益は4億3400万円(同41.8%減)であった。映像パッケージ制作・流通事業の拡大、および流通事業におけるMrs. GREEN APPLEのアルバム「10」などのヒット商品により、売上高は前年同期を上回った。しかし、当社買付洋画作品の投資損失が発生したことにより、利益面は前年同期を大幅に下回った。
【ビデオゲーム事業】
売上高は487億8300万円(同34.1%増)、セグメント利益は11億900万円(同458.1%増)であった。6月に発売された任天堂のゲームハード「Nintendo Switch2」と関連アクセサリが好調に推移し、「マリオカート ワールド」「ドンキーコング バナンザ」などの関連ソフトの販売も伸長した。これにより、利益面ともに前年同期を大幅に上回る結果となった。
【アミューズメント事業】
売上高は311億5200万円(同22.6%増)、セグメント利益は28億800万円(同64.6%増)であった。カプセル玩具市場が引き続き好調であり、当社運営の「ガシャココ」(9月末時点で143店舗を出店)や、バンダイナムコアミューズメント社との共同運営店舗「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」「ガシャポンのデパート」の店舗増加も貢献した。利益面ともに前年同期を大幅に上回った。
■2026年3月期の見通し
2026年3月期の業績は、売上高3900億円(前期比7.0%増)、営業利益118億円(同1.0%増)、経常利益120億円(同0.3%増)、最終利益72億円(同6.4%増)、EPS163.28円を見込む。
・売上高:3900億円(同7.0%増)
・営業利益:118億円(同1.0%増)
・経常利益:120億円(同0.3%増)
・最終利益:72億円(同6.4%増)
・EPS:163.28円
【通期計画に対する進捗率】
・売上高:50.4%
・営業利益:73.8%
・経常利益:74.3%
・最終利益:92.7%
会社情報
- 会社名
- 株式会社ハピネット
- 設立
- 1969年6月
- 代表者
- 代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦/代表取締役社長兼最高執行責任者 榎本 誠一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3644億1800万円、営業利益116億7700万円、経常利益119億6300万円、最終利益67億6400万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7552