カヤック<3904>は、11月13日、2025年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、主力事業であるハイパーカジュアルゲーム(ハイカジ)を中心に順調に推移し、第3四半期として過去最高の売上高と営業利益を達成した。
売上高142億2200万円(前年同期比18.8%増)
営業利益7億400万円(同249.0%増)
経常利益6億1900万円(同230.8%増)
最終利益6億4600万円(同5283.3%増)
サービス別の売上高の概況は以下のとおり。
①ゲームエンタメ 売上高79億9900万円(前年同期比19.3%増)
ハイパーカジュアルゲームは、第3四半期期間に新作タイトル『Spring Lancer』『Grapple Hook Hero』『ChainHavoc』の3本を正式にリリースした。新作タイトルを3本リリースしたことなどの影響もあり、先行指標であるダウンロード数は直前四半期比では14.8%増の約9796万件と過去最高になった。
②面白プロデュース 売上高14億5500万円(同8.0%減)
近年の傾向として、デジタルとリアルの境目、広告とサービスの境目が曖昧になる中で、既存のデジタル広告領域にとどまらない多様な案件が増加しており、特に同社の企画力、技術力をもとにクライアントの新製品開発を支援する高付加価値な領域にも進出している。季節要因や大型案件の進行により短期的には増減が見られるが、通期では安定的な成長を見込んでいる。
③eスポーツ 売上高22億1200万円(同7.1%増)
第3四半期期間におけるTonamelの大会開催数は、コミュニティに寄り添った運営によりTCG(トレーディングカードゲーム)を中心に国内大会数が増加し、直前四半期比8.3%増の2万353件となった。
④ちいき資本主義 売上高10億9400万円(同74.0%増)
第3四半期末時点で、「スマウト」の累計登録ユーザー数は直前四半期末比8.2%増の約7.8万人となり、順調に拡大した。「スマウト」の導入地域数も第3四半期末時点で直前四半期末比0.7%増の1150地域となり、市場の上限である自治体数約1700地域に対しての導入率が67.6%となった。また、第3四半期末時点での「まちのコイン」の累計登録ユーザー数は、直前四半期末比4.9%増の20.3万人と、こちらも順調に増加した。
⑤その他サービス 売上高14億6000万円(同47.5%増)
ブライダルプラットフォーム「プラコレWedding」は、コロナ禍により業績が悪化した後、順調な成長基調にある。また、前期に子会社となった英治出版の新刊が好調に推移した。
■通期業績を再度上方修正
2025年12月期通期の連結業績予想については、ハイパーカジュアルゲームの好調な推移により、売上高・利益ともに従来予想からの上方修正を実施しており、以下のとおり。
売上高190億円→200億円(増減率5.3%増、前期比19.6%増)
営業利益7億円→10億円(同42.9%増、同179.3%増)
経常利益5億円→7億5000万円(同50.0%増、同86.6%増)
最終利益4億円→7億円(同75.0%増、同369.6%増)
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。


会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高167億2700万円、営業利益3億5800万円、経常利益3億8800万円、最終利益1億4900万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904