日本一ソフト、9月中間決算は売上高49%減の12億4400万円、営業損失3億2200万円と大幅減収・赤字幅拡大…今期は下期に収益が集中する計画
日本一ソフトウェア<3851>は、11月14日、2026年3月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高12億4400万円(前年同期比49.2%減)、営業損失3億2200万円(前年同期は2億0500万円の損失計上)、経常損失1億8900万円(同1億3600万円の損失計上)、最終損失2億2400万円(同1億7100万円の損失計上)だった。
・売上高:12億4400万円(同49.2%減)
・営業損失:3億2200万円(同2億0500万円の損失計上)
・経常損失:1億8900万円(同1億3600万円の損失計上)
・最終損失:2億2400万円(同1億7100万円の損失計上)
国内市場において発売したタイトルの販売本数が予想を下回って推移したため、売上高と営業利益が業績予想を下振れた、としている。為替相場が予想より円安進行したため、為替差益が発生し、経常・最終損失は予想よりも改善したという。今期は下期に収益が集中する見通しだ。
エンターテインメント事業は、売上高が11億8400万円(同50.6%減)となり、営業損失は9500万円(4300万円の利益計上)であった。国内で『風雨来記5』と『連呪』のパッケージタイトル2作を発売し、来年発売予定の『凶乱マカイズム』、『ほの暮しの庭』などの開発を進めた。
その他、PlayStation Network、ニンテンドーeショップ、Steamを通じたゲームソフトおよびダウンロードコンテンツの配信、国内タイトルの北米・欧州・アジア地域へのローカライズおよび販売、新規タイトルの開発、関連商品のライセンスアウト、カードゲームショップ「プリニークラブ」の運営も継続した。
学生寮・その他事業においては、学生支援を目的に岐阜県内の大学学生寮3件の運営等を行った。売上高は5900万円(同25.1%増)となり、営業損失は800万円(同1700万円の損失計上)であった。
■2026年3月期の見通し
2026年3月期の業績は、売上高47億7400万円(前期比9.9%減)、営業利益8100万円(前期は2億7400万円の損失計上)、経常利益1億5400万円(同7500万円の損失計上)、最終利益3100万円(同1億5700万円の損失計上)、EPS6.25円を見込む。
・売上高:47億7400万円(同9.9%減)
・営業利益:8100万円(同2億7400万円の損失計上)
・経常利益:1億5400万円(同7500万円の損失計上)
・最終利益:3100万円(同1億5700万円の損失計上)
・EPS:6.25円
会社情報
- 会社名
- 株式会社日本一ソフトウェア
- 設立
- 1993年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 猿橋 健蔵
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高49億4700万円、営業利益1億9200万円、経常利益3億2500万円、最終利益1億8800万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3851