アルファポリスの決算説明資料より…刊行作品のアニメ化の動きが加速 「GATE2」や「Re:Monster」などTVアニメ第2期の制作も続々と決定

柴田正之 編集部記者
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アルファポリス<9467>は、11月13日に2026年3月期の第2四半期累計(4~9月)決算(非連結)を発表した。今回はその決算説明資料から同社刊行作品のメディア展開の強化について取り上げたい。

同社刊行作品のアニメ化の動きが加速している。足元では、10月20日に「最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ?」のTVアニメ化が決定し、2026年4⽉より放送開始されることを発表したほか、「GATE2」や「Re:Monster」「勘違いの工房主」のTVアニメ第2期の制作が決定した。

こうしたTVアニメ化の動きが同社の出版事業にも強い追い風となっており、アルファポリス単体の四半期単位の売上高・利益は過去最高を大幅に更新した。

なお、同社は引き続きメディア化活動に注力し、同社IPのメディア展開を加速させることで、書籍事業およびアニメ事業の利益拡大を図っていくとしている。

株式会社アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/company

会社情報

会社名
株式会社アルファポリス
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長 梶本 雄介
決算期
3月
直近業績
売上高136億2000万円、営業利益32億2200万円、経常利益32億3600万円、最終利益20億1900万円(2025年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
9467
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