enish、『雀エボライブ』が想定下回るため開発体制を見直し 財務・経営の安定を優先しストックオプション発行中止 人員削減含む最適化も

enish<3667>は、この日(11月20日)、業績目標及び時価総額条件付き有償ストック・オプション(第21回新株予約権)の発行を中止するとともに、事業の再構築を行うことを明らかにした。新規タイトル『雀エボライブ』の事業成果が想定を下回り、収益性及び開発体制の見直しを要する状況となったため、経営基盤の整理と経営資源の選択と集中を進める、としている。これに伴い、成長インセンティブの付与よりも財務・組織の安定化を優先する方針に転換した。

【変更の内容】
・人員構成の最適化(削減を含む)
・業績目標及び時価総額条件付き有償ストック・オプション(第21回新株予約権)の発行中止

【今後の事業方針】
・AI活用を含む業務効率化を通じて、持続的な企業価値向上を目指す。
・中期的な観点から経営資源の最適配分と財務体質の強化を進める。

新規タイトルは年間1~2本を継続的にリリースするが、今後はIP(知的財産)タイトルを中心に開発を進め、開発・運営リスクの低減及び収益の安定化を図る。インセンティブ制度は、事業状況を踏まえ、あらためて検討を進める。

【業績に与える影響】
人員削減に伴う特別損失が発生する見込みだが、その影響は軽微であり、業績に与える影響は限定的であると判断している。

株式会社enish
http://www.enish.jp/

会社情報

会社名
株式会社enish
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長 安徳 孝平
決算期
12月
直近業績
売上高33億1700万円、営業損益8億1500万円の赤字、経常損益8億6200万円の赤字、最終損益8億8200万円の赤字(2024年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3667
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