エビリー、YouTubeデータ分析ツール『kamui tracker』で視聴者属性からチャンネルを探せる機能を実装


エビリーは、同社が運営するYouTubeデータ分析ツール『kamui tracker(カムイトラッカー)』において、検索機能の中に新たに「視聴者属性(推測データ)の検索」機能を実装したことを発表した。本機能により、YouTubeチャンネルの視聴者属性(デモグラフィックデータ)に基づいた検索・絞り込みが可能となり、企業のマーケティング担当者が自社のターゲット層に合致したチャンネルを、より迅速に見つけ出すことができるようになる。

■機能追加の背景

近年、YouTubeを活用したマーケティングは拡大を続けており、多くの企業がYouTuberとのタイアップ施策や自社チャンネルの運用を実施している。タイアップ施策においては、「自社の商品・サービスのターゲット層と、YouTuberの視聴者層がマッチしているか」を確認したいという要望が挙げられていた。また、自社チャンネルの運用においては、「ターゲット層がよく見ているチャンネルの企画はどんなものがあるのか」を検索したいというニーズがあった。これまでは、候補となるチャンネルをピックアップした後に個別の視聴者属性を確認する必要があり、選定プロセスに多くの時間を要していた。より効率的に最適なチャンネルを見出していただくため、この度『kamui tracker』の検索機能に「視聴者属性の検索」機能を追加した。

■「視聴者属性の検索」機能の概要


検索ページのイメージ

今回実装された「視聴者属性の検索」機能は、YouTubeチャンネルの視聴者の性別や年齢層といった詳細な属性情報を条件として、チャンネルを検索できる機能。例えば、「女性比率が高い(80%以上)」「視聴者の70%以上が18〜34歳」など、具体的なターゲット条件を指定して絞り込むことが可能。これにより、チャンネルの登録者数や再生数といった規模の指標だけでなく、「誰に見られているか」という質的な指標からチャンネルを素早くリストアップすることができる。

▼マーケティング担当者へのメリット
本機能を活用することで、マーケティング担当者は以下のメリットを享受できる。

・リサーチ時間の劇的な短縮
膨大なYouTubeチャンネルの中から、ターゲット属性に合致するチャンネルを即座に抽出できるため、リサーチにかかる工数を大幅に削減できる。

・新たな有力チャンネルの発見
属性データから検索することで、これまで認知していなかったものの、自社のターゲット層から熱狂的な支持を得ている「隠れた優良チャンネル」をいち早く発見することが可能になる。

▼今後の展望
エビリーでは、今後も『kamui tracker』の機能拡充を通じて、データの力で、企業のマーケティング担当者が直面する課題を解決し、YouTube活用の効果最大化を支援していく。

■YouTubeデータ分析ツール『kamui tracker』について

『kamui tracker』は、国内最大級のYouTubeデータを保有するデータ分析ツール。チャンネルや動画の視聴回数、登録者数、エンゲージメント率などの基本的な指標はもちろん、競合チャンネルの動向分析、トレンドとなっている動画の把握、効果的なタイアップクリエイターの選定など、YouTubeのチャンネル運用に必要なデータを網羅的に提供する。これらの機能により、データに基づいた客観的な意思決定を可能にし、チャンネルの成長を加速させる。