
セガのサッカークラブ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!2026』(サカつく2026)。
本稿では、gamebiz編集者による『サカつく2026』のプレイ日記をお届けする。
第15節「ボクの考えた超人」
秦野F・ナッツの記念すべき1シーズン目は、J3リーグでボトムハーフの13位、ルヴァンカップはベスト64というか初戦敗退だった。
この成績だとクラブによっては、監督解任って話になるかもだけど、2シーズン目も俺が全権監督として秦野F・ナッツの指揮を執る運びとなった。
まぁ、ここで俺が解任されたり退任すると、この物語(プレイ日記)が終わっちゃうからね。

▲2シーズン目のスポンサーもタイラスポーツ。今季こそミッションコンプリートするからさ! SP選手だけど、ハーランドやR・ディアスなどがいたものの、やっぱりリアリティに欠けるので選択しなかった。
準備も整ったところで、2シーズン目の秦野F・ナッツの方針について説明しよう……と、その前に。
俺はクラブにとって重要な問題を放置していたことに気付いた。なので今回は、その問題と向き合うことにするよ。
その問題とは……そう、秦野F・ナッツのマスコットキャラクターが不在だという事!
『サカつく2026』にはクラブのマスコットキャラクターは特に存在していないようなのだ。ならば、俺のサカつくモードの世界線で生み出してしまえばいい。そう思ったわけよ。
とある日の午後、俺は秦野F・ナッツのフロント陣を集めてマスコットキャラクター緊急会議を開いた。
しかし、全権監督の気まぐれで「マスコットキャラクターを考える!」と言われたスタッフたちは困惑している様子。会議が始まって数分経ったが口を開く者はおらず、重苦しい空気だけがその場を支配した。
う~ん、弱ったね。どうすれば活発な会議になるのだ。しばし考えたのち、俺の脳裏をよぎったのは『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ作品『中間管理録トネガワ』。
作中で利根川が部下である黒服たちと企画会議をしていたが、スタッフが発言しやすくてグッドなアイディーアが出やすい空気を、全権監督であり言い出しっぺの俺が作ればいいのだ!
「じゃあさ、まずは俺のアイディーアを見てくれよ」
俺はおもむろに、数日前に描いておいたマスコットキャラクターのイラストをフロント陣に大公開した。

▲小学校時代の図画工作、中学校時代の美術の成績が振るわなかった絵心皆無な俺が、ウケ狙いでも何でもなく“真剣40代お絵描き場”の精神で描いたんだ。落花生をモチーフにした、秦野F・ナッツのマスコットキャラクター“ラッカくん(兄)とセイちゃん(妹)”を。
全権監督の力作を目にしたフロント陣はみな唖然とし、アルゴルの持つ“メドゥサの盾”(©聖闘士星矢)で石化させられたかのように固まってしまった……。イラストを、大公開して、大後悔(心の俳句・字余り)
保身に走るべく、保身に全力疾走すべく、「実はうちの甥っ子が描いたんだよ、これ」と言ってしまいそうになったその刹那、ひとりのスタッフが口を開いた。
「……自分『ボールパークでつかまえて!』が好きでして。サン四郎みたいに中の人が」(ホペイロ・東海くん)
おぉ、俺もアニメで観たよ!
ラッカくんとセイちゃんのイラストのクオリティを見て、みんなの中のハードルが下がって発言しやすくなったのだろうか? まさに怪我の功名! そこからはさまざまなアイディーアが飛び交った。
「いわてグルージャ盛岡の“キヅール”のようなマスコットが、あたしゃシュールで魅力的だと思うわよ」(食堂のパート・鶴巻さん)
「あーしはぁ~、千葉ロッテにいた“謎の魚”がキモカワでぇ~」(マーケティング兼営業・渋沢さん)
「着ぐるみとかではなく、いっそのこと吉田栄作さん本人に」(広報兼グッズ企画・丹沢くん)
なんとまぁ、スリリングでショッキングでサスペンスフルな発言の数々!
すると、Z世代のスタッフが「AIに考えてもらってみては?」と提言。今時の若人は当たり前のようにAIを使うんだなぁ。俺みたいなZ戦士世代とは違うね。
老害と言われたかないので、若人の案に乗っかりGoogle GeminiというAIを使ってみることに。
神奈川県秦野市、サッカークラブ、マスコット、モチーフ(落花生)と、必要最低限の情報を入力してイラストを発注。するってーと。

▲現実世界の編集者・稲葉は文字を書く仕事をしており、AIを使うと文章を考える能力が衰えそうで敬遠していた。しかし最近、社内で「AIを利用したほうがいい」「いまの時代はAIが使えないと」という言葉を耳にする。ハッキリ言ってAIハラスメント(笑) だが、今の会社に属している以上、AIに触れておかねば。そういう背景から今回使ってみたというわけよ。
……人は、すでにAIに屈したのか!? そう感じざるを得ないほどの完成度。しかも「殻の模様は、実は秦野の盆地の地形をイメージしている」とか設定まで提案してきた。
これを前出のラッカくん&セイちゃんのイラストと比較されたら、あまりにも惨めであり、無残である。
だが、人類を代表して、ここですんなり敗北を認めるわけにはいかぬ。
Google Geminiのイラストを眺めながら「ま、まぁ、ジェミニさんもなかなかやるね。ただ俺が本気でマスコットを描けば松下進先生クラスだよ、チミ」と、俺は強がった。

▲他にも秦野市についてアレコレ聞いてみたら、渋沢にあるラーメン屋の“なんつッ亭”がジェミニさんの個人的な推しだそうな。
そうこうしていると、秦野本町サッカー少年団の子どもたちと交流するため、秦野F・ナッツの選手とともにサッカー教室に出張っていたアシスタントのオーちゃん(オリバー)が戻ってきた。そして、ラッカくんとセイちゃんのイラストが描かれた紙切れを見るなり彼は言った。
「コレ、ゆでたまご先生に送るのですか? ワタシの見立てでは数十万パワーといったところでしょうか」(オリバー)
いや、ボクの考えた超人じゃねーから!
結局この日は、秦野F・ナッツのマスコットキャラクターがどうなるのか決まることなく会議はお開きとなった。
次回、秦野F・ナッツ、2シーズン目始動! 俺は生き延びることができるか?(ガンダム次回予告風)


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~稲葉監督サカつくモード通算戦績~
43試合(16勝9分18敗)
※記事の更新が途絶えた時は、稲葉の通常業務がオクパード or 稲葉がゲームビスから戦力外通告を受けた or 稲葉のプレイ日記に需要がなくて心が折れた、と思ってそっとしておいてください。
(文責:gamebiz編集者 稲葉智秋)
『プロサッカークラブをつくろう!2026』
対応プラットフォーム:PlayStation5 / PlayStation4 / iOS / Android / Steam/ OneStore / Huawei
配信開始日:2026年1月22日(木)12時配信
ジャンル:サッカークラブ経営シミュレーションゲーム
価格:基本無料(アイテム課金)
メーカー:セガ
対応言語:日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語、タイ語、インドネシア語、アラビア語、トルコ語、フランス語、イタリア語、スペイン語
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会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)