モイ、26年1月期決算は営業利益46%増の3億3900万円…「アイテムチケット」導入とアプリ内決済比率の低下で採算改善

モイ<5031>は、3月11日、2026年1月期の決算を発表し、売上高66億8800万円(前の期比1.5%増)、営業利益3億3900万円(同45.9%増)、経常利益3億8900万円(同52.1%増)、最終利益1億0100万円(同265.4%増)だった。

・売上高:66億8800万円(同1.5%増)
・営業利益:3億3900万円(同45.9%増)
・経常利益:3億8900万円(同52.1%増)
・最終利益:1億0100万円(同265.4%増)

収益基盤の強化においては、有料アイテム購入に「アイテムチケット」を導入した結果、ポイント販売におけるWeb決済比率が拡大した。これにより決済代行業者の手数料が減少し、その減少分を原資として配信者取分率と自社の取分率を同時に上昇させ、利益率を持続的に向上させる仕組みを実現した。

この結果、重要指標の一つである月間平均ポイントARPPU(課金ユーザー一人当たりの平均課金額)は7474円となり、前期比10.4%増と順調に成長した。また、実質売上総利益は、アプリ決済比率の低下に伴う収益構造の変化や「メンバーシップ」売上の通期での成長などの影響により、19億900万円で同7.5%増と堅調に推移した。一方で、ポイント販売から「メンバーシップ」課金へのシフト拡大と市場競争の影響から、月間平均ポイントPU(課金ユーザー数)は6万5000と同9.6%減となり、『ツイキャス』のポイント販売売上は59億200万円で同0.2%減となった。

売上原価は、ポイント販売におけるアプリ決済比率の低下に連動して配信者への支払報酬が増加した結果、33億4000万円で同3.4%増となった。販売費及び一般管理費は30億800万円で同3.9%減となった。費用の内訳では、手数料費用が同9.3%減の14億3700万円、インフラ費用がピーク時トラフィックの平準化の影響による通信費の圧縮等により同11.7%減の5億700万円と減少した。しかし、JASRAC(日本音楽著作権協会)とNexToneとの協議事項解決を受け音楽著作権使用料が増加した影響で、その他の費用は同46.6%増の3億2600万円となった。

なお、特別損失として、オフィス移転に伴う減損損失200万円と、JASRAC及びNexToneとの協議事項の解決費用2億8200万円を合わせた2億8500万円を計上している。また、プラットフォーム規模拡大施策として、海外ユーザーとのシームレスなコミュニケーションを実現する「コメントAI翻訳機能」のブラウザ版を公開したほか、『ツイキャスプレミア』の累計チケット販売数は500万枚を突破した。

 

■2027年1月期第1四半期の見通し

2027年1月期第1四半期の業績は、売上高68億2900万円(前年同期比2.1%増)、営業利益4億0900万円(同20.5%増)、経常利益4億6100万円(同18.5%増)を見込む。

・売上高:68億2900万円(同2.1%増)
・営業利益:4億0900万円(同20.5%増)
・経常利益:4億6100万円(同18.5%増)

モイ株式会社
https://about.moi.st/

会社情報

会社名
モイ株式会社
設立
2012年2月
代表者
代表取締役社長 赤松 洋介
決算期
1月
直近業績
売上高64億3300万円、営業利益1億4200万円、経常利益1億5600万円、最終利益1億9400万円(2024年1月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
5031
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