【ゲームエンタメ株概況(3/27)】メモリ価格下落の思惑から任天堂に見直し買い 物言う株主が筆頭株主になったKADOKAWAが5日続伸【チャート掲載】

3月27日の東京株式市場は続落。日経平均株価は、前営業日比230円58銭安の5万3373円07銭でこの日の取引を終えた。中東情勢への警戒感から利益確定の売りが出て、一時は1086円安まで売られる場面があった。この日は権利付き最終日ということもあって期末権利取りの動きも根強く、後場に入ってプラスになる場面もあったという。TOPIXについてはプラスで取引を終えた。

 

【主要指数】
・日経225: 53,373.07(-230.58)
・TOPIX: 3,649.69(+6.89)
・ドル/円: 159.94(+0.17)
・ダウ: 45,960.11(-469.38)
・ナスダック: 21,408.08(-521.74)
・SOX: 7,585.87(-381.87)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている99銘柄のうち、上昇は76銘柄(77%)、下落は18銘柄(18%)、変わらずは5銘柄(5%)で、買い優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、任天堂<7974>が続伸。Googleは3月24日、大規模言語モデル(LLM)の稼働に必要なメモリー量を少なくとも6分の1に抑えられるとする新技術「TurboQuant」を開発したと発表した。メモリー需要の低下が懸念されるとの見方から半導体関連株に売りが広がる一方で、半導体の需給逼迫や価格上昇の悪影響が懸念されていた任天堂に見直し買いが入ったという。

こうした動きを受けて、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>なども買われた。半面、ソニーG<6758>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が高く、イマジニア<4644>、トーセ<4728>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が高く、モバイルファクトリー<3912>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、KADOKAWA<9468>が5日続伸。物言う株主として知られるオアシス・マネジメントが同社株の追加取得を行い、保有割合が10.00%から11.85%に上昇し、筆頭株主になったことが手がかり材料視された。短期間で大量取得を行っており、今後の追加取得への思惑が出ている模様だ。

ほか、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、GENDA<9166>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、IGポート<3791>、東映アニメ<4816>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、オルトプラス<3672>やKADOKAWA<9468>、Link-U<4446>、TOブックス<500A>、HODL1<2345>が値上がり率上位となり、SEH&I<9478>、サイバーステップ<3810>、モバイルファクトリー<3912>、monoAI technology<5240>、エクストリーム<6033>が値下がり率上位となった。

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。