
セガのサッカークラブ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!2026』(サカつく2026)。
本稿では、gamebiz編集者による『サカつく2026』のプレイ日記をお届けする。
第35節「姉妹都市からやってきた昼飯男」
魔境・J2リーグを舞台に激戦を潜り抜けた3シーズン目の秦野F・ナッツ。リーグ戦は6位(15勝11分12敗)、ルヴァンカップはベスト16と想定以上の成績を残すことができた。
唯一悔やまれるのは、プレーオフに進出するもJ1昇格に手が届かなかったことかな。その悔しさをバネにして、4シーズン目もやーってやるぜ!(ダ・サイダー風)

▲スポンサーは昨季に引き続き、地域の経済活動を支える地方銀行“荒木銀行”にお願いしようとしたけど候補に挙がってなかったので、国内でも有数の食品加工技術を誇る食品メーカー“有野フーズ”を選択したよ。スポンサーミッションのリーグ最終順位4位以上……いけっかなぁ?

▲4シーズン目はこんな感じで始動しようかと。新たなSP選手は特に加入させなかったよ。秦野F・ナッツのコンセプトに合う選手がいなかったからね。
今季に向けての下準備を終わらせた俺は、来月から始まるリーグ戦をどうやって戦っていくべきか、愛猫の顎をわしゃわしゃしながら考えていた。
J2リーグでもある程度は戦えるクラブにはなった。ただ、あとひとつふたつ、J1に昇格したクラブと比べて何かが足りない。
う~ん、なんだろうね? 俺は本能型の監督だから深く考えてもわかんねーや。などと考えることを諦めているとポッケに入れていたスマホがブルっと震えた。アシスタントのオーちゃんからメッセージだ。
「今シーズンが本格始動する前に、滝沢園キャンプ場にて選手とフロントで日帰りバーベキューを行うことになりましたので監督もぜひ!」
おいおい、1月にBBQとはなかなかストロングスタイルじゃないか。盆地の冬は寒いんだぜ。まぁ親睦を深められるし4シーズン目に向けた決起集会にもなるからいいのかな。
BBQ当日。車を持っている者は直接現地へ、それ以外の者は秦野市カルチャーパークに集合して大型バスで向かうことになっていた。ところで大型バスって秦野F・ナッツのチームバス? ちょっとプライベートで利用するには目立つんじゃなかろうか。
するとホペイロの東海くんが教えてくれた。今回、秦野F・ナッツのチームバスのドライバーを務める中井さん(元トラック野郎)が個人で所有している大型バスで送迎してくれるらしい。それならまぁ目立たなくていいか。
程なくして、力強く重厚感のあるエンジン音とともに遠くのほうからキラキラと眩しい大型車が猛スピードでこちらに向かってきた。長距離貨物輸送のデコトラ(デコレーショントラック)かしら?
その大型車はトラックではなくバスだった。鋭く光るステンレス・メッキパーツとLEDやネオンの電飾がじつに眩しい。車体の左側面にはエアブラシで描かれた声優・上坂すみれさんのペイント、そして右側面には“ビクトル式ヒザ十字固め”という文字が施されていた。
デコトラならぬデコバス。まさかこれ中井さんのバス? 上坂すみれファンだったの? もう60過ぎているのに気持ちが若いすなぁ。って、そんなことよりも! このバス派手だ、ド派手過ぎだよ。これならチームバスのほうがまだ目立たなかった。
「おうおめーら、遠慮しねーで早く乗んな! 安全運転でぶっ飛ばしてくぜ!!」(中井)
やっぱこれに乗るのか。しかも安全運転なのにぶっ飛ばすって……若干のパラドックスに陥りデコバスを見つめて固まる俺をよそに、オーちゃんとステイントンは初めて目にするデコレーションバスにテンションが上がったようで「Oh! Wonderful!」「It's so cool!」とスマホで写真をパシャパシャ撮りまくっていた。
こうして俺たちは上坂すみれ号、もとい中井さんのデコバスに揺られて滝沢園キャンプ場に向かった。
思いのほか“スピードより安全と信頼”といった運転だったが、車中ではずっと上坂すみれさんが歌う『ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡』がループで流れており、俺の隣に座っていたホペイロの東海くんはバス酔い、というか彼女の魅力に酔いしれたようで「自分、上坂すみれさんにビクトル式ヒザ十字固めをかけてもらいたいっす」と吐露した。これが若さか。
滝沢園キャンプ場に到着。現地直行組と合流し、4シーズン目に向けた秦野F・ナッツのBBQが盛大に行われた。LM伊東友貴が家庭菜園で育てた野菜や、AM宇都宮凌央の手作り餃子などが振る舞われ、みんなモリモリ食べる。用意されたBBQ用の肉がオージービーフじゃなかったため、ステイントンは少々不満そうだったけど。
その他、“ピッチ上のセイレーン”ことCB生田陽がアカペラを披露したり、酒に酔ったチームドクター“Dr.葛葉”が選手たちを捕まえては謎の秘孔を突いたりと、選手もフロントも楽しそうで何よりだ。そんな和気あいあいとした光景を俺は、少し離れた場所から煙草を飲みながら眺めていた。
するとスカウト担当の小田さんが缶ビールを片手に近づいてきて、こう言った。
「そういやぁ、なかなか見どころのあるGKが見つかったんだが、どうだい?」
現状、秦野F・ナッツの選手数は28。あと2人獲ることができる。ゴールキーパー自体は3人いるけど、競争を促すという意味ではいいかもね。
それでオススメのGKってどんな選手なのさ? 俺は小田さんから渡された資料に目を通した。

ASシアトル所属のアメリカ人GKか。出身地(ここは稲葉の妄想設定)は……おぉ、秦野市の海外姉妹都市であるテキサス州パサデナ市! これは秦野F・ナッツのコンセプトにマッチしているね。
小田さん曰く、彼の名前はコーディ・ランチマンとのこと。えっ、ランチマン? ランチマン!?
( ´-`). 。 o O(昼飯男だぁ)
でも名前のスペルを確認すると「ランチ・昼食」を意味する“Lunch”じゃない。かと言って「牧場」を意味する“Ranch”でもない。“Runch”、調べてみたら「lunch(昼食)」と「reception」や「gathering」を組み合わせた俗語(造語)で、昼食を伴うカジュアルな集まりや会議(ランチミーティング)を指すそうな。
( ´-`). 。 o O(やっぱり昼飯男だぁ)
実力派のGK、秦野の海外姉妹都市パサデナ出身、そしてランチマンというイカした名前……こりゃあオファーするっきゃねー!

▲円熟期に入った27歳。もし加入すれば、うちのGK陣の中では年長者になる。その経験をクラブに還元してくれ!
それから数日が経ち、俺と小田さんは獲得交渉の場としておなじみの“グランドホテル神奈中秦野”のスカイバンケットで、コーディ・ランチマン&代理人を迎えた。
Hi ランチマン! パサデナ市っつったらイチゴ祭りが有名だけど、秦野市にはたばこ祭があっからよ!! 俺は謎の対抗心を燃やしつつ交渉のテーブルについた。

▲年棒1億3000万か。もうちょいと抑えたいところだねぇ。もしランチマンがクシャミすると性格が粗暴になるランチさんみたいな特異体質だったら、面倒を見る秦野F・ナッツが大変になるからお安くしておくれ。あとでDr.葛葉によるメディカルチェックを受けてもらおうか。

▲そりゃあチームの要になってほしいよ。ただし、うちのGK陣とレギュラー争いはしてもらうけどね。

▲愚問だね。円熟味が増していて惚れ惚れするし、プレイは関係ないけどランチマンって名前にぞっこんだよ!

▲俺の交渉術によって1億350万円でランチマンは納得してくれたよ。それでもうちの選手たちと比べると高給取りだわな。とりあえず来月チームに合流するそうなので、開幕直前のキャンプとJ2リーグ開幕には間に合うね。


▲1月頭のBBQによって選手間の関係も良好のようだ。

▲開幕前のキャンプは、過去3回お世話になったジャカルタよりも費用が1000万円お高いチェンライで行うことにした。カオソーイっていうココナッツ風味の揚げカレーラーメンが名物なんだってさ。
キャンプ地・チェンライへ出発する数日前に、秦野F・ナッツ29人目の選手となるコーディ・ランチマンの入団会見が行われた。
地元メディアの記者から意気込みを聞かれたランチマンは「ワタシがゴールマウスを守ればクリーンシートなんて朝飯前……いや昼飯前さ」と自信をのぞかせた。
おぉ、本場のアメリカンジョークだよ! 俺は心の中でランチマンに座布団を一枚やったのであった。

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~稲葉監督サカつくモード通算戦績~
128試合(59勝26分43敗)
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(文責:gamebiz編集者 稲葉智秋)
『プロサッカークラブをつくろう!2026』
対応プラットフォーム:PlayStation5 / PlayStation4 / iOS / Android / Steam/ OneStore / Huawei
配信開始日:2026年1月22日(木)12時配信
ジャンル:サッカークラブ経営シミュレーションゲーム
価格:基本無料(アイテム課金)
メーカー:セガ
対応言語:日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語、タイ語、インドネシア語、アラビア語、トルコ語、フランス語、イタリア語、スペイン語
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会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)