KADOKAWA、26年3月期のゲーム事業は営業益20%減の75億円 『エルデンリング』とそのDLCが好調だった前年に及ばず 27年3月期も減益の見通し

KADOKAWA<9468>は、5月14日、2026年3月期のゲーム事業の業績について、売上高は前の期比11.4%減の297億8100万円、セグメント利益(営業利益)は20.9%減の75億4100万円と減収減益だったことを明らかにした。
同社では、フロム・ソフトウェアが発売した新作『ELDEN RING NIGHTREIGN』の国内外の販売が好調に推移したものの、『ELDEN RING』本編のリピート売上とそのダウンロードコンテンツである『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』の販売が好調だった前年には及ばなかった、と説明している。
利益面では減収要因に加えて、子会社でのインセンティブ費用計上や、モバイルゲームの償却費などが発生したことも収益を圧迫した。さらに一部タイトルで評価減も実施したという。

続く2027年3月期は、売上高が前期比4.8%増の312億円、営業利益が同40.3%減の45億円と増収減益を見込んでいる。
同社では『この素晴らしい世界に祝福を!』など自社アニメIPを活用した新作など複数モバイルゲームの貢献により、増収を見込む。ただし、『ELDEN RING NIGHTREIGN』本編とそのダウンロードコンテンツが大きく貢献した前期からは減益を見込む。
フロム・ソフトウェアは、『ELDEN RING Tarnished Edition』に加え、完全新作となる『The Duskbloods』 (いずれも2026年発売予定)が貢献する見通し。 スパイク・チュンソフトが『ダンガンロンパ』シリーズ等、複数のタイトルをリリースする。

会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2779億1500万円、営業利益166億5100万円、経常利益177億4200万円、最終利益73億9200万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468