中外鉱業、26年3月期決算は営業利益72%増の24億円 金価格の上昇を背景に貴金属事業が急拡大 アニメグッズは減収減益

中外鉱業<1491>は、5月15日、2026年3月期の連結決算を発表し、売上高2816億9200万円(前の期比73.5%増)、営業利益24億4500万円(同72.5%増)、経常利益22億8900万円(同84.9%増)、最終利益15億1300万円(同24.2%増)と大幅な増収増益を達成した。金価格の上昇を背景に、主力の貴金属事業が大きく伸長し、工場稼働率も高水準を維持したことが業績を押し上げた。

・売上高:2816億9200万円(同73.5%増)
・営業利益:24億4500万円(同72.5%増)
・経常利益:22億8900万円(同84.9%増)
・最終利益:15億1300万円(同24.2%増)

同社によると、2026年2月以降の金価格は中東情勢の影響などを受けて下落基調となったものの、通期では米国の通商政策や金融政策、地政学リスクの高まりを背景に総じて上昇基調で推移したという。

こうした市況環境を受け、主力の貴金属事業ではリサイクル原料の集荷量が堅調に推移。工場稼働率も高水準を維持したことで収益が拡大した。売上高は2781億6100万円(前年同期比76.4%増)、営業利益は28億800万円(同169.2%増)となった。

機械事業は、外需では設備投資需要の底堅さが見られた一方、国内では中小企業を中心に様子見姿勢が続き、厳しい環境が継続した。売上高は7億5100万円(前年同期比5.6%減)、営業利益は2000万円(同16.5%減)となった。

コンテンツ事業では、人気タイトルのグッズ製造・販売を進めたものの、委託販売先での売上低迷が響き減収減益となった。売上高は27億7800万円(前年同期比27.9%減)、営業利益は2億1600万円(同75.0%減)だった。

 

■2027年3月期の見通し

2027年3月期の業績は、売上高3000億円(前期比6.5%増)、営業利益17億7000万円(同27.6%減)、経常利益16億円(同30.1%減)、最終利益10億円(同33.9%減)、EPS69.46円を見込む。株価収益率は12.1倍となる。

・売上高:3000億円(同6.5%増)
・営業利益:17億7000万円(同27.6%減)
・経常利益:16億円(同30.1%減)
・最終利益:10億円(同33.9%減)
・EPS:69.46円

中外鉱業株式会社

会社情報

会社名
中外鉱業株式会社
設立
1932年5月
代表者
代表取締役社長 芳賀 一利
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
1491
企業データを見る