三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、10月31日付のカプコン<9697>のレポートで、決算説明会と取材を踏まえて、同社の業績予想の見直しを行い、2012年3月期から2014年3月期までの営業益予想をそれぞれ6億円減額した。
主な要因は、ソーシャルゲームを含むモバイルコンテンツ事業。海外での展開が収益拡大のけん引役となり、第3四半期での会員数が順調に伸びているものの、足元の円高の影響で減速傾向が見えてきたため、としている。
同証券の今後3ヵ年の営業益予想について、2012年3月期を147億円から141億円に、2013年3月期を155億円から149億円に、2014年3月期を187億円から181億円とした。
ただ、今後12ヵ月間の目標株価を1900円から1970円に引き上げる一方、レーティングは「Neutral」の継続としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697