coly<4175>は、6月12日、2027年1月期の第1四半期(2~4月)の決算(非連結)を発表、売上高は前年同期と同水準を確保したものの、開発中の新規タイトルのリリース時期の変更を実施し、その開発費用の先行投資局面が続いたことで各利益項目とも赤字幅が拡大した。
■第1四半期決算実績
売上高12億6900万円(前年同期比1.3%増)
営業損益6億5000万円の赤字(前年同期2億3000万円の赤字)
経常損益6億4000万円の赤字(同2億2600万円の赤字)
最終損益6億4200万円の赤字(同1億2500万円の赤字)
・モバイルオンラインゲーム事業
2025年1〜3月に放映されたTVアニメ「魔法使いの約束」の前年同期への売上寄与が特に大きく高水準であったことと、その放映効果が一巡したことなどから、売上高は減少した。一方、Web上でゲーム内アイテムを販売する「coly ID」の利用率が堅調に推移し、「coly ID」経由の売上高が引き続き大きな割合を占めた。
2026年5月に2周年を迎える『ブレイクマイケース』は、ゲーム内外での各種キャンペーンやマーケティング施策等の準備を進め、新規・復帰ユーザーは増加傾向が見られた。『魔法使いの約束』は、エイプリルフールをはじめとした各種ゲーム内施策がユーザーより好評を受け、作品の話題性創出に貢献した。『スタンドマイヒーローズ』は、本年に迎える10周年のためにゲーム内外で各種施策を展開した。
引き続き、各IPにおいてユーザーファーストの運営を徹底しながら、ゲーム内施策と舞台やキャストイベントなどのリアルイベントやグッズなどの展開を連動させることでIPとしての価値向上を図るとともに、新たなIPの創出・新たなゲームの開発を進行し、中長期的な成長に向けた取り組みを推進していく。
・メディア事業
各タイトルでのグッズ販売が好調に推移したことにより、「coly more!池袋PARCO店」の店舗面積を拡張した上でリニューアルオープンを実施した。また、「coly cafe!池袋PARCO店」における『魔法使いの約束』をはじめとした自社各IPのコラボカフェの開催や舞台『ブレイクマイケース』の公演、そして『スタンドマイヒーローズ』の新作グッズの販売など、ユーザーとのタッチポイントを創出し、多方面から同社作品に触れる機会を提供し続け、売上高は前年同期を大幅に上回り、モバイルオンラインゲーム事業に比肩する売上規模に拡大した。
■今期業績予想は引き続き非開示
2027年1月期通期の業績予想については非開示としている。非開示の理由は以下のとおり。
・2027年1月期中に新規リリース想定の複数の事業について、売上高の合理的な算出が困難であること
・モバイルオンラインゲーム市場を取り巻く競合環境の変化が激しく、売上動向の予測が困難であること
・新規開発等への機動的な投資判断を実施すること
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。


会社情報
- 会社名
- 株式会社coly(コリー)
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 中島 杏奈/共同創業者 代表取締役副社長 中島 瑞木
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高70億2000万円、営業損益1億4400万円の赤字、経常利益4600万円、最終利益7200万円(2026年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4175




